みなさん、こんばんは。
衆議院議員 うえにし小百合です。
子宮頸がんワクチンの接種を受けた女性が
副作用とみられる健康被害を訴えている問題で、
厚生労働省が法律に基づく定期接種となる前に
接種を受けた人について、
定期接種と同じ水準の医療費等を
支給する方針を固めました。
健康被害を受けた皆様からすれば、
遅すぎる、また、わずかな前進だと思いますし、
まだまだ課題は山積みであるということも
十分に承知は致しておりますが、
私も地元で健康被害を受けた方々の
ご要望を頂戴し、それを受けて活動した
かいが少しはあったかなと思っております。
http://ameblo.jp/uenishi-sayuri/day-20150802.html
子宮頸がんワクチンについて、
国は2010年11月から接種の公費助成を開始し、
13年4月に予防接種法に基づく
定期接種としましたが、接種後に、
全身の痛みなどを訴える報告が相次ぎ、
厚生労働省は13年6月から
接種の勧奨を中止しています。
この度は、これまでに約2600例の
健康被害が報告されていますが、
大半が定期接種前のことであったために
救済策の拡大が必要と判断したとのことです。
ワクチン接種で健康被害が生じた場合、
定期接種では入院、通院を問わず、
医療費の自己負担分が支給され、
一定額の医療手当も支給されるということですが、
現時点では定期接種前の場合は入院相当のケース
しか医療費は負担されず、手当も支給されません。
また、定期接種前に接種を受けた人からの
救済の申請は今年7月までに98件あり、
結果が出た27件のうち、支給されたのは18件で
残りの9件は支給されませんでした。
これからもこの課題に注視し、
議員連盟の活動等を通じて、
被害に救済に力を注いでいきます。
http://ameblo.jp/uenishi-sayuri/entry-12063628969.html