皆さんこんにちは。

 

今月は前月に引き続き、「OS」に関する記事を投稿していきます。

前月より少し踏み込んだ内容や、勉強を始める際に目指すべき資格などについても紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

前回は、「WindowsOS」について、

「クライアントOS」と「サーバーOS」があるということについて説明しました。

 

 

今回は、「サーバOS」である「Windows Server」について説明していきます。

 

 

Windows Serverは、その名前の通り、サーバーとして使用することを前提としたWindowsOSです。

 

サーバとして利用するための様々な機能(DNS・DHCP・Web・ActiveDirectory等)を実装するための用意がされています。

 

現在、世界中の企業の基幹システムとして「Windows Server」が使用されています。

 

一般の人が普通にパソコンを使用するだけであれば、Windows Serverに関する知識はほとんど必要ないでしょう。

 

しかしIT企業や、企業の情報システム部等で仕事をする場合、

自社や、その他多くの企業で使用されているWindows Serverに関する知識はなくてはならないものになります。

 

そこで今回は、Windows Serverの機能の1つである、

ActiveDirectory」について簡単に説明していきます。

 

ActiveDirectoryとは、

「組織の様々なリソース(人・情報・機材)等を管理する仕組み」のことです。

 

会社のファイルサーバを例にして説明していきます。

 

 

会社のファイルサーバには、顧客の情報や、重要な技術関連、

会社の経営に関する情報など、重要な情報が格納されています。

 

会社の経営に関する情報などを、新入社員に見せても大丈夫でしょうか?

 

もしくは、パートでの一時雇用の方に、社内の重要機密を見せても大丈夫でしょうか?

 

多くの人が「見せるべきではない」と考えることと思います。

 

そこで一般的には、それぞれのアカウントに権限をつけることで対応します。

 

会社の経営に関する情報は、役員以上の役職の人だけが閲覧できるようにしたり、

他の事業部の情報は閲覧できないようにしたりします。

 

これで、新入社員やパートの人であっても、

社内の必要なリソースにはアクセスすることができ、

不要な情報にはアクセスできないように管理することができます。

 

これらはActiveDirectoryの最も重要な機能の1つです。

 

他にもActiveDirectoryには多くの機能があります。

 

IT業界に入ったばかりの方は、

Windows ServerやActiveDirectoryに関する勉強から初めて見るのも良いかもしれませんね。

 

そこで最後に、Windows Serverの資格について簡単に説明して終わりたいと思います。

 

資格は、自分自身の知識や技術を証明するのに有効です。

 

Microsoftは、Windwsに関する認定資格を出しているので、WindowsやActiveDirectoryの資格取得を目指す場合は、

Microsoftの認定資格を目指すのが良いでしょう。

 

2021年現在、WindowsServerに関する資格は廃止されてしまい、

代わりに、クラウドサービスである「Azure」の資格が出ています。

 

Azureの試験には、

クラウドの基本的な知識や、Azureの使い方に加えて、

WIndowsServerに関する基礎的な内容も出題されるので、

初心者はまずこちらの試験から取り組むことをお勧めします。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

以上です。

 

来週は、「Linux」の概要や、初心者が目指す資格について

解説していきます。