ワタシには

ライフワークと言えるものがある。

それは

『野草を摘むこと。』



うちの近所は

田んぼが広がる平野部で

集落の全員が顔見知り

という程の田舎でもない

そこそこの田舎である。



都会は都会の利便性があり

魅力的なんだけども

京都、大阪に住んだ経験から

ワタシに都会暮らしは

向いてないことが分かった。

かと言って、他人から干渉されまくりの

年寄りだらけの村社会では

息が詰まって生きていけない。

自然が好きで、特に植物が好きだ。

植物は主に雑草とか山野草とか

言われるジャンルが好きで

それらと戯れる環境にいようと思うと

今はこのくらいが丁度いい。


一度故郷を離れて戻ってきてみると

故郷の自然の見え方が変わっていた。

それは、より素晴らしく、より尊い。

空がこんなに広い事や


霧が発生した田んぼの風景や


平野だから、

土地の起伏が激しくないところとか

山を切り開く必要がないので

山が住宅地化していない景観とか

道端や田んぼ脇の草を

摘みやすい環境である事


獣害被害がない事の安心

虹を見る機会が多い



夜空には星がよく見える 


これ以上の幸せ

これ以上の楽しさが

これまでのワタシの人生に

かつてあっただろうか。


晴れた週末

夜明けと共に動き出し

3時間ほど可愛い植物を探して歩く。

こう言った場所に

こんな植物があるんじゃないかと

予想して歩き

お目当ての植物を見つけると

心が小躍りする♪

見つけましたよ。うちに帰りましょう。

と摘んで帰る。

(摘んでも大丈夫な場所なので

ご安心あれ。)

摘みながら

アイデアが次々と溢れてくる。

あんな風やこんな風に

可愛く出来るんじゃないか?

ワクワク、キュンキュンしている。

お日様にあたり

セロトニン分泌されているからか

多幸感に包まれる。


今日はセイタカアワダチソウで

リースを作ってみた。

一見ミモザかな?

と思わせる鮮やかな黄色。



花粉症の元凶と誤解されている彼らだが

実は様々な効能があることで知られる。

一見価値の低い植物と思われるものが

実は価値ある植物である事を発見した時

達成感に満ち満ちるというか

征服欲が満たされる。

園芸種ではなく

こういった野草達を集めて

畑なり庭なりを作りたい。

山も欲しい。

その近くにアトリエを構えて

ワークショップや

自然観察や

精油を作りたい。

これらのカリキュラムなら

ある程度作れる自信がある。

自分のフィールドを作りたい。

良い土地とのご縁がありますように。

自分の望みに正直に向き合ってみた。




おまけ

草むらをガスガス入って

夢中で植物採取していたら

ヌスビトハギ(ひっつき虫の一種)

を大量に衣服につけて歩く

良い大人のワタシ。

わんぱくかよ。