市長の遠吠えが虚し過ぎる | うえまつーしん電子版(植松泰之のブログ)

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市議会議員として日頃思うこと感じることをお伝えします。

 この度の本会議に上程された、いわゆる3条例を私たち議会が13日に否決し、同時に市長がそれを不服として「再議」を求めていた件ですが、先日16日に議長・副議長を通じて正式に「再議しない」ことを伝え、ようやく無事に終結を迎えることができました。


 その間、市長は、「議会は議論をしていない」「どこに問題があるのか明確にすべきだ」などと議会に対する批判的発言を繰り返していましたが、そのような市長の虚言、狂言にまともに付き合う必要はない、という強い意思表示を議会が示した結果であるとも言えます。


 そもそも「再議」に付すことができるか否かは、その再議要求理由が大きく問われるのですが、今回、市長のいう「議会は議論していない」などというものは、その理由にもなっていません。単純な話です。



 市長自身の意向にそぐわない議論は議論の範疇に入れないというなんとも奇妙なルールの下、これまで何度か議会批判を繰り返してきた市長ですが、いよいよ薄っぺらな言葉遊びも限界に近づいてきたかなといったところでしょうか。


 「マニフェスト作成支援条例」に対する私の疑義に、合理的で納得のいく説明がなされたかった事実がある以上、否決という結果は当然であり、「議論がなかった」などというのは負け犬の遠吠えでしかないでしょう。


 市長、市執行部、そして賛同議員は、この結果に対し、もっともっと謙虚に向き合う必要があると思います。