最近、嬉しい出会いがいくつかありました。

数年振りに親子ヨガで再会した方、覚えていてくれた事がとても嬉しいです😊

過去に無駄はないと本当に思いました。


そしてもう一つ、

テーブル茶道で初めてお会いした方です。



一回り以上は遥かにお若いですが、立ち居振る舞いがとても優雅で、どこか達観された雰囲気がありました。


その方は茶道を始めて4回目なのにお手前をしっかり覚えていて、しかも美しい所作。

2週間後にご両親にお手前を披露するという目標を立てて、その為にお家で練習したり、お稽古にまめに通われているそうです。


反対に私は8回目なのにまだ間違えや忘れるところも多く、笑って誤魔化すというとんでもない状態。とても恥ずかしく自分は茶道に向いてないなぁと思いながらお稽古していました。



彼女は思春期から大病をされて体調の波も大きく、ここ数年は思うように身体も動かせず車椅子生活だったそうです。


ようやく椅子に座ることができるようになり、自分が楽しめることを始めたいと言う事でテーブル茶道を始めたそうです。


『当たり前に外出できる生活が本当に幸せです。

お茶の世界がとっても楽しいです。』

と仰っていました。

今、元気に生きている事をとても大切にされています。

だからこそ心配かけたご両親にお手前を披露したいのでしょう。


彼女は本気で毎日を生きています。

だから茶道にも本気で向き合っているのが伝わります。



それに比べて自分は甘いな、と思いました。お稽古も月1回、復習はしますが覚えも悪い。間違えてもまぁいっか、と言う甘えがある。


完璧主義が必ずしも良いわけではありませんが、真剣に取り組む姿勢は先生にもご一緒する生徒さんにもテーブル茶道を伝えてくださった方々にも失礼です。


何よりも自分の時間を真剣に生きていない自身に対して恥ずかしくて残念に思いました。



『本気で生き切る』


彼女をみて改めて考えさせられます。

本物は人の心を打ちます。

感動させます。


今日の私は本気で生きているだろうか⁇


浅く、広く、漠然と過ごすより

深く、狭く、明瞭に毎日を過ごしたい。


その時、本当の意味で人生を楽しむ人になると思います。


少しでも本物の生き方に近づくように本気で毎日を過ごします。