なおと☆なほが、2016年~
胎内記憶・中間生記憶を思い出してからのわが家の日記
つづき
なおと中3 なほ小4
なほが熱望する中学受験と塾、
子の望む環境を整えられるのは親のお楽しみでもあるけれど、母の中でGOサインが出ず、う~んと唸るばかりでいたら…
なおとさんが、1学期の三者懇談の案内を持ち帰ってきた。
母 ん?みんな15分枠なのに、なんでなおとは30分枠なん?
なおと『先生がみんなの希望を入れて組んだらそうなったって言っとったよ。』
母 んなわきゃないじゃん。母さん、その日1日休み希望だしとるけ~、何時でも良いもん。
なおとだけ、不自然な30分枠じゃんか~。
え~なおと、何やったんよ~。
なおと『え~おれ、何もやらかしてないよ。』
母 じゃ、この不自然な45分枠な子は?
なおと『その子は、ちょっとだけやんちゃな子よ。』
母 ほら~、先生が何かしっかり話したいことがあるんよ~。
なおと『でも、おれ何もやってないもん。
この子も30分じゃけど、めっちゃ頭良いし、性格も良いし。』
母 そんなん、分かっとるよ。
なおとが、やらかしたりせんのは分かっとる。
そんななおとに、先生が話したいことって言ったら、受験のことしかないじゃろ。
志望校が高すぎるんよ~。
なおと『まじか~』
母 まじよ~。
お父さん変わってくれんかな~ははは~。
と、ま~
30分枠の三者懇談は、やっぱり受験のことで…。
徒歩圏内だけで選んだ志望校。
なおとさんは、全く太刀打ちできない成績なのに、どこから来るのか分からないけど、なんとかなるじゃろとポジティブシンキングでいたみたい。
担任から、ここで優しい言葉をかけても意味がないので、はっきり伝えると、志望校は山の頂上すぎて無理。
夏休み、必死で勉強しても、難しい。
ランク落として。
最近は私立を第一志望にする子がかなり増えているので、私立はどう?
きっちり30分で懇談終了。
さすが、先生の時間配分完璧です。
母的には、どこを目標にして、結果的にどこの高校へ行こうが良いので、担任の話を聞いても、へ~って感じではいた。
高校うんぬんより、母がこりゃ~テコ入れ必要じゃ~と思ったのは、定期試験ではなく、実力テストで、英語と国語が30点……。
中学の勉強なんて、やる気になれば極められると思っていたけど…、なおとにとってはそうではなかったらしい。
受験システムは、なおとの時代には、大きく変わらないだろうから、どのみち、普通科の高校へ行くなら、やはりついてまわる勉強。
それなのに、積み重ねの英語が積み重なってない。
こりゃ~、どの高校に行ってもいいけど、高校英語が楽しめんわ。
最初から分からない物を3年間やり続けるのは超絶楽しくない。
なおとへ聞いてみる。
時間少ないけど、高校の英語の授業が始まるまでに、中学3年間の総復習する?と。
なおと『英語、全然分からんけ~、1年からやりたい。』
とのことで、3年になって、個別指導の塾を探す羽目に。
でも、なおとのお陰さまさまで、今時の塾のほんの一部だけど垣間見れたので、なおとありがとさん。
母は、高校で塾へ行ってなかったので、ちゃんとした?塾を知らないまま生きてきたので、すごく新鮮だった。
どこも塾長さんが、ハートを鷲づかみ。
母のハートを。
こんなにおもしろくて、あたたかい塾長の塾なら通いたかったな。
ぴちぴちだった頃の母も。
何ヵ所か体験授業を受けたなおとさん。
一番塾長の魅力が…な塾へ行くと決めた。
決め手は、塾長は全く関係なく、講師の教え方が分かりやすく、おもしろかったとのこと。
教える人によって、わけわかめな教科も少しは楽しくなるなんて、餅は餅屋だな~と。
なおとが、夏休みにオープンスクールへ行って来た。
これまた雰囲気?直感?を大事にしているみたいで、徒歩圏内の山の頂上が、いまいちだったと。
なおと『(山の頂上)なんか雰囲気があんま良くなかったんよね~。
おれ、やっぱ、○か△にしようかな。
校長先生がめっちゃ良かったんよな~。
あんな校長がいる高校は、良い学校だと思う。』
今の志望校ですら、山の頂上と担任に言われたにも関わらず、
△は、山の頂上よりはるか彼方、雲の上。
なおとさんの頭の中が、母には良く分かりません。
ただ、塾の講師との出会いは、ありがたい限り。
超個性的な講師だけど、雑談がとてもおもしろいらしい。
身に付いてるかは置いといて、楽しく通えるって最高じゃん。
親や教師だけでなく、色々な価値観の大人と時間を共有できることは、おもしろい。
まっ、高校がどこになるかは、時間が無さすぎて、もはや焦っても仕方ない。
どこでも、ご縁がある場所へ。
どんな結果でも、魂が大喜び中の一経験に違いない
つづく。