我が家の斜め下にあるマンションの
テナントには最近外国人が、オフィスを
構え昨年から家族を呼び寄せている。
先日その奥さんが保育園に通う子ども
3人を連れて来て`タクシー呼んで下さい’
と頼まれたので久しぶりにタクシーを呼
んだのだが、しばらくぶりという事もあって
えらく難儀したのだった。
通常この母子は毎朝コミュニティバスで
保育園に子ども達を連れて行っている
ようだが、この日は通常より30分ほど遅
かったのでタクシーで行こうとしたようだ。
幸い来客がなかったので気安くOKを出
したものの、消毒器の下にある引き出しに
タクシー会社の電話番号が書かれている
のを探すがない。
そこで電話帳で探し始めたら最新のタウン
ページが下の方にあり手こずった末に見つけ
たのだが、今度はタクシー会社を調べるのに
時間がかかったのだ。
時間にして5分程だったけど保育園に行く
子ども達が店内で遊び始めるなど落ちつか
ない様子で、何とか見つけて電話すると約
3分後に何とか車が到着して母子が乗り込
んで事なきを得た。
その後改めて引き出しを調べると確かに
電話番号が書かれていた紙は見つかるも、
昭和末期から平成初めあたりに使っていた
シロモノなので既に営業してない会社の
名前が載っていたし今回呼んだタクシー
会社とは電話番号が違っていた。
思えば以前はそれなりにタクシーで来店
する年配者がいたのだが、21世紀に入った
頃から自分の子どもに送り迎えしてもらい始
めたためタクシーを呼ぶ機会がほぼなく
なっていたのだ。
さらにタクシーを呼ぶお客さんは自分の懇意
の運転手を携帯電話で呼ぶため、店から
タクシーを呼ぶ機会がなくなっている事に気付
いたわけで久しぶりのケースに面食らったの
だった。