モノクロ映像の魅力 | こーじ苑Ⅱ

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 福岡県田川市に あるヘアサロンうつのみやのオーナーブログです。

 スポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに.

 昨年11月から公開されたゴジラー1,0は

日本のみならず海外でも大ヒットを記録し、

今月12日からはモノクロ映像版となるゴジラ
ー1,0/Cが公開されているようだ。

 

 もともとオリジナルである54ゴジラは

モノクロ作品で他には翌年のゴジラの

逆襲や58年の大怪獣バランに65年の

ガメラなどが、有名でガメラなどは低予算

ゆえのモノクロ作品だったらしくTVでは

ウルトラQがデジタルリマスターのカラー

版が作られて話題になった。

 

 どちらかといえばネガティブなイメージで

語られるような感じだが、近年モノクロ作品

ならではの凄みや迫力があると評価されて

おり実際ゴジラー1,0の評判はいい。

 

 以前記したのだが時代劇が今一つに

なったのはハイビジョンで画像が鮮明に

なり過ぎでしまい、役者の髷などがカツラと

分かってしまうし迫力も今一つという事が

あった。

 

 だから七人の侍などは代表的なモノクロ

作品だがカラー版を作ろうという話は出な

いし、むしろモノクロだからこその魅力を感
じる作品だ。

 

 54ゴジラもモノクロならではの魅力に溢れて

いるのだからー1,0を敢えてモノクロにして、

ドキュメンタリーの様な恐怖感溢れるゴジラを

目指したのは面白いと思う。

 

 やはり何でもキレイで鮮明な画像というのは

考えもので時代劇や戦後間もないドキュメン

タリー映像は粗い画像の方がリアルさがあ

わけで、そういった意味でも面白い試みだと

思うしハイビジョンだけでなく4Kや8Kなど鮮明な

画像作りに対するアンチテーゼになるのでは

ないだろうか。