井上尚弥が10回KO勝ちで2階級での4団体統一に成功 | こーじ苑Ⅱ

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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bt-tp0-231226-202312260000665

 今日有明アリーナで行われた世界Sバンタム級

タイトル4団体統一戦で、WBC&WBO王者の井上

尚弥がWBA&IDF王者マーロン・タパレスに10R

KOで勝ちバンタム級に続く4団体タイトルを統一

した。

 

 立ち上がり強打を誇るタパレスに対し井上は

慎重に立ち上がるが徐々に井上のプレッシャーが

勝り始め、4Rに攻めに転ずるもカウンターを浴びせ

ボディ攻めか功を奏し終盤に左アッパーからの

連打でダウンを奪う。

 

 本来ここから一気に行くのだがタパレスも

粘って反撃しラウンドを重ねて迎えた10R、

前に出て来たところに右ストレートがこめかみに

ヒットすると崩れるようにダウンし そのまま

KOとなった。

 

 7月にスティーブン・フルトンに勝ってタイトルを

奪取した試合はLeminoと契約して見たのだが、

メインの試合が始まっても度々映像が止まるし

肝心のKOで決まった場面が映像が止まって

しまい今回は19年に岩佐亮佑にKOされた

タパレスという事から契約せずに速報のみでの

レポではあった。

 

 それにしてもバンタム級は18年5月にWBA

タイトルを奪取してから22年12月にWBOを

奪取して4団体統一までコロナ禍もあったため

4年7カ月かかったのだが、Sバンタムに上げて

からは2団体づつ統一されていたので半年足

らずで統一できたのは幸運でもあった。

 

 そのままフェザーに上げてもと思われるが

勝者には挑戦者決定戦で勝った元WBC

バンタム級王者ルイス・ネリや、タパレスに

敗れたものの岩佐亮佑をKOしてタイトルを

奪取していたムロジョン・アフマダリエフら

との対戦も見てみたい気がする。

 

 そして最終的な相手としてWBAライト級王者

ジャーボンテイ・デービスとの一戦を期待したい。