5月29日(日)は、大月市へ。
中央線には、各駅停車でも、外国からの旅行客の姿がよく見られます。
藤野駅。
今日も大きなラブレターが届いています。💌
猿橋駅に到着。
数年ぶりにこの山林に来ました。
水路の水は変わらずに綺麗です。
これも森林の水源涵養機能の賜物ですね。
今日は、研究室の四年生の卒論研究の調査で来ました。
これは、コクサギ。
この山林は、これまで台風の被害なども度々受けてきました。
数年ぶりに訪れてみると、けもの道が幾本か貫通していました。
現地に到着。
早速、調査を始めていきます。
今回は、竹林の調査研究です。
30〜40度の急斜面で、調査プロットを張っていきます。
今回は、試しに二つ張りました。
単位面積あたりの本数も求めます。
土壌も採取。
森林土壌は、団粒状構造の発達した、褐色森林土壌です。
あちこちに、ケヤキやスギの実生も見られました。
黄緑色の部分が今春のスギの若葉です。
ケヤキの葉は、大きさも形状も個体差があります。
竹の切り株内に芽生えたケヤキもありました。
これは、イイギリの実生。
フタリシズカ。
テンナンショウです。
今回は、数本切ってみました。
一見枯れているように見えたタケであっても、
いざ切ってみると、切り株からは、たちまち水が滲み出てきました。
みるみる水が滴りおちていきます。
生重量をはかり、含水率なども求めます。
平地の竹林でも調査プロットを張りました。
こちらは、おかしな形のミズキ。
おそらくツル植物が長年巻き付いていて、変形をさせたのでしょう。
こちらは、クロモジ。
クロモジと同じクスノキ科のアブラチャンも多い。
コロナ禍を経て、この私有林では、コテージが増えていました。
手作りのテラスです。
今日は、休日にもかかわらず、大変お世話になりました。
引き続きまして、どうぞよろしくお願い申し上げます。
再び中央線で帰りました。