4月24日(水) 朝4:20

今日は、静岡県富士市に出掛けます。


品川からこだま号に乗りました。


旅のお供はこれ。

良い翻訳には、何よりも高い日本語能力が必要。

日頃から考えていたことで納得です。


新富士駅に到着。

今朝は長蛇の列ができていました。


観光案内所では、外国人旅行者も多い。

窓口の方も英語対応。

富士山登山が第一目的とのことです。


富士市役所の皆様に迎えに来ていただき、

早速、山林へ。

今回はヒノキ林を中心に踏査します。

富士市森林組合の方々にもお会いしました。

4月の一年生のオリエンテーションでも大変お世話になりました。


こちらは、平地林。


ここは、溶岩の上にヒノキ林があり、

あちこちに溶岩が見られます。


表層は、壌土の団粒状構造。

フカフカした良い土です。


ここは、大橋。

様々な植生がうかがえます。

広葉樹も落葉と常緑が混交しています。


こちらは、砂防堰堤。


滝もあります。


見事な滝です。


この橋は、バンジージャンプの場所にもなっており、年間2000人ほどの人がジャンプしているとのことです。


そのバンジージャンプをする時の眺めです。

木々の樹冠をめがけて飛び出す感じですね。


こちらは、27年生のヒノキ林。


間伐のあとです。


6月には、このヒノキ林で造林学研究室3年生の実習をおこないます。


お昼には、地元のお弁当屋さんで買った柏餅を食べました。


ここは、70年生のヒノキ林。


ここでは、材質を調べる予定です。


そして、ここは、植林地。

6年生のヒノキです。


あちこちにシカやイノシシのフンが見られます。


数十年後は、どんな林相になっているでしょうか?


陽当たりが良いと、ワラビが出ますね。😉


最後に、お隣りの富士宮市にある東京農業大学の富士農場に立ち寄っていただきました。


同農場内にある、造林学研究室の試験林です。


今回は、クロモジやヒノキの枝葉を採集しました。


富士市役所の皆様、農大富士農場までお付き合いいただき、また採穂までお手伝いいただき、誠にありがとうございました。😊


新富士駅のホーム。

これから、東海道新幹線、山手線を乗り継いでいきます。

今日の挿し穂は、雨水も付着しており、重い!


農大に19時過ぎに帰着。


雨足が強まり、頭から靴底まですでにびしょ濡れです。


本日採集したクロモジ。


スギ、ヒノキをはじめ、翌日の森林一年生の挿し木実習の準備をしました。

ほぼ準備完了です。


明日のお天気は晴れ。

一転して、暑い一日になりそうです。