1月11日(木)は、奥多摩演習林へ。

今年初の演習林行きです。

 

演習林までのいつもの道を登っていきます。

 

マルバウツギの葉。

あまり落葉しないのですね。

 

演習林に到着。

 

 

今朝は、山﨑先生、森林生態研、他大学の皆さんが、ツキノワグマの解剖をしていました。

 

演習林内をぐるっと一周出掛けてみましょう。

 

ここは、毎年、森林二年生の演習林実習(ニ)や造林学研究室の実習で使っているスギ・ヒノキ林。

今年もここで実習をおこないます。

 

広葉樹植栽区。

 

この時期のメリットは、葉がないので、植栽木がよく見えることです。

 

作業道では、こんな装置もありました。

 

A14付近の広葉樹二次林。

おっ!?

 

大きなスズメバチの巣がありました。🐝

これも、盛夏には見えませんでした。

 

ここは、カラマツ林冠下のウリハダカエデ群落。

 

わりと新しいシカのツノ研ぎ痕もありました。

 

作業道を登っていきます。

 

うん?!

 

けもの道です。

どんな動物が歩いているのかな?

 

 

ミズナラ上林分に着きました。

 

潤沢な落ち葉のプールです。

 

防火帯

 

三ノ木戸山(標高1177m)に着きました。

 

昨秋と思われるシカのフンです。

 

稜線を歩きましょう。

 

今日は曇っているから、見えないかな?

 

いやいや、やはり見えました!

富士の霊峰です。

 

六ツ石山からトレッキングをしているという登山者に会いました。

 

熊棚かな?

 

いいえ、これは、ヤドリギでした。

 

今度は下り坂

 

ところどころで、重厚な霜柱がありました。

 

こちらは、キハダ。

奥多摩はキハダの多いところです。

 

カラマツ上林分に到着。

ここでは、造林研の5月の実習をおこないます。

 

カラマツの樹冠も大きい。

 

涸れ沢へ、ヒノキ林の中を下ります。

 

こちらは、カツラの大木。

 

涸れ沢に到着。

この一帯は、オオバアサガラの群落が見られます。

 

こちらは、2005年に設けた、造林研のオオバアサガラの育成試験地。

 

演習林センターに戻りました。

このたび、東京農大の運動部寮の建築に、演習林産のスギ材を使うことになり、今日は、その伐採前の木霊鎮めの儀式がとりおこなわれます。

東京都森林組合、住友林業、ウッディ・コイケ、そして農大関係者が集まりました。

 

儀式は、演習林の土場で行われました。

 

神職にご来林いただき、神事を執り行います。

 

伐採木の一本。

約70年生のスギです。

 

動画も撮影されました。

 

山﨑晃司演習林長がはじめのノコギリをいれました。🪚

 

こちらは、シカがつけたツノ研ぎ痕。

シカがすでに神事に自主参加しているようです。

 

使われたサカキ。

とても綺麗ですね。

 

お供物(右)

 

お供物(左)。

えーっ、パイナップル!?

なんだかトロピカルな趣きですね。

紅白歌合戦で、突然クイーンが登場したような意外性がありました。😆

 

神事が終わり、演習林を下ります。

 

朝は曇っていましたが、午後はところどころで日が射しました。

 

里に下りてきました。

今日は、帰りも数多くの野猿に出会いました。

 

奥多摩駅に近づいた坂道。

ホームに入る電車のブレーキの音が聞こえてきます。

ちょうど良い青梅線があるかも。

 

はい、やはりタイミングよく乗れました。

車両は、ほぼ貸切。

 

農大に到着。

 

農大と演習林の往復で16.5kmほど今日は歩きました。

まだまだ一日20kmは歩けます。