昨日の最後のレッスンは、大人になってからピアノを始めたIさん、前にもブログに登場しましたシステムエンジニアの彼です。
今年もコンクールにチャレンジ中です!!
ショパンのノクターンを練習していましたが、暗譜もできて、少し余裕が出てきたところ。
レッスン時間の後半、
コンクールの曲を終えて、次は練習中のフォーレが出てくるのかと思ったら、
去年練習していたノクターン16番の楽譜が出てきました。
おおお懐かしい。。。
ひさしぶりに弾いてみると、1回目少々緊張したのか、ちょっと硬めの演奏。
ときどき弾いているらしく、2回目は流れもよく、すてきな演奏です。
弾きこんでいたときとはまた違った熟成中の音。
少しミスがあったりしますが、去年の曲を暗譜で演奏するとはなかなかできないことです。
そして、また少し時間があったので、コンクールの曲を再度と思いましたら、
次は亡き王女のパバーヌを演奏してくれました。
楽譜を持ってきてなかったのですが、さきほどのノクターンと一緒に練習していた曲なので、
自然に演奏したくなったのでしょうか?
この曲は本当にすてきな曲ですね。
でも
前の曲をさらっと弾けるところがIさんの練習量のすごいところです。
発表会で演奏して、コンクールで熟成させて演奏するパターンになっていますが、
熟成期間って、大切ですね。
ピアノのレッスンは合格した曲をまた聴く機会があまりないので、
昨日のレッスンはとても素敵な演奏を聴かせてもらったようで、
レッスンしているのに、コンサートにでも行ったような気持ちで幸せでした。
亡き王女のパバーヌはお気に入りの曲なので、また弾いてもらいたいなと思っています。
うえはミュージックフォレスト 上羽