新しい大喜利本を購入し読みました。

 

『この本のタイトルを考えてください』

 

 

 

 

不勉強なので初めましてなのですが、

著者は俺スナさん。

大喜利る人たちトーナメント優勝、他受賞歴多数、大喜利ライブ主催・参加も多数あり。

 

前に読んだ

『大喜利の考え方』は著者が坊主さんでしたが、

 

 

 

坊主さんは

・活動主体がⅩ

・回答者というより出題者、批評者?

・ややご年配?

という感じがして、俺スナさんとは各ポイントで違いを感じます。

 

で、読んだ感想ですが…

 

よかったです。

 

このお二人、二冊には視点に違いがあります。

縦軸と横軸ほど違わないにしても角度は違います。

なので興味のある方は二冊とも読むことをお勧めします。

大喜利がより立体的に見えてくるはずです。

 

印象的だったのは、

坊主さんはボケの材料を100個、200個と自力で出すことを推奨(ネット検索は非推奨)していたことに対して、

俺スナさんは数は強調しません。そしてネット検索もありとサクっと言われます。

 

坊主さんはネット大喜利でじっくり考える時間がある前提で話をしていて、

俺スナさんの方は生大喜利も含めての話なので違うのは当たり前なのですが、

その差を引いても世代や考え方の違いを感じます。

 

恐らくですが、

生大喜利主体の俺スナさんは常に今この場で回答しないといけないことが多いので、

早く回答を生みだそうという意識が高いとお見受けします。

最前線で大喜利やられてるなあ、という印象です。

ネット検索ありの件も、

手段がどうであれ、今ここで回答に仕上げる事が優先されるのだと思います。

 

 

一番印象的だったのは

「ないものを形にする」内容で、要は 創作的ワードや文章による回答 についてです。

 

僕の覚えでは『大喜利の考え方』では触れられてない内容に思います。

 

前に匿名大喜利のお題で、

突拍子もない名前のエビか何かがお題に使われてて…イボイボケーキエビ…みたいな。

それについて教えてくださいというお題があったのですが、

ウケてた回答は つるつる饅頭ガニの天敵 という感じの回答でした。

創作ワードを創作ワードで返していたのです。

綺麗な回答だなぁと感心したことと、自分には出せないなぁと感じました。

 

でも、別に創作ワードが含まれるお題じゃなくても使えばいいし、

これがうまく使えると、何でも返せる万能テクになる気がします。

 

大喜利上手い方…印象としてセンスあるな~って思う人は、

創作性の高さやオリジナリティのあるボケでウケがとれてる人だと思います。

 

高みへの分かれ道に創造性の会得があると思うので、

これを足掛かりにものにしたいと思います。

 

 

また、もう1つ印象に残ったのは、

実生活の苦難への大喜利の活かし方です。

熱く語られていました。

これは坊主さんとも似たスタンスですが、俺スナさんの方が若いせいなのか、

もっとグイグイいく感じで実践的に語られています。

 

普段の実生活でも大喜利を活用しちゃうなら、

そりゃ大喜利力に差が出てくるだろうなと思いました。

 

僕も「大喜利は悟りへの道」という感覚があり、

その実践例を1つ見させてもらったと感じます。

 

 

逆に気になったところですが、

欲を言えば、全部の項についてお題1つだけを例にしてやってほしいんですよね。

最初から最後まで同じ1お題だけでやる…

そうすると各章の考え方で、回答がどう違ってくるかが一目瞭然だと思うので。

 

でも、これは自分自身でやるべきだと思います。

自分でやってこそ身になる…

 

論理的にどう良回答に辿り着くか…考えるヒントはすでに持っている本に十分揃っていると思います↓

 

 

…ただ、

本当にいいものが自分でまとめられたら、

無料公開はやめて、

閲覧は会員制にして、

お金とろうと思うんですよね~

 

(*´▽`*)アハ

 

夢が広がるなあ~

訪問者が誰も居なくなったりして