年末からストイックに大喜利に取り組んでいます。

またそんな感じの「大喜利グランプリ」記事。

 

ちょっと暗いんよね。

それでも読まれる方、お付き合いいただいてよろしいかな…

あと鬼長文…

見てもらうつもり3割 マイ備忘録7割な記事です。

 

 

今日締め切りを迎えた回、

「徳川家康のうんちく」お題には苦手意識。

そもそも歴史は好きではない…

それでも去年までとは意識が違うので取り組む。

理想はお題発表の木曜日夜に一通りボケを出し切ることだったけど、

当然そこまでは行かず。

 

 

木~金曜日、お題の文章を分解。

 

「徳川家康」「適当」「うんちく」「語ってください」…

 

それぞれのワードから、

期待される回答の距離感がどの程度なのか

一通り考えてメモを残す。

 

でもこの作業はあんまり意味ない気もする。

かえって迷路に入る感じも。

 

理屈っぽい取り組みとは別で、

直感的に出てくるボケはボケで、

以後ずっと同時並行で出す。

 

 

土曜日…行き詰った感覚のまま迎える。

 

徳川家康と言えば?という関連項目を出し切り、整理。

(関ヶ原の合戦、健康オタク、葵の紋、

 策士、ホトトギス、天ぷら…などなど)

穴埋め問題みたいに、それぞれに関連するボケを出していく。

項目の整理については出来た感。

 

しかし閉塞感。突き抜けた感が無い。これはまずい。

 

そんな中、つい先日、自分で言った言葉にふと気が付く。

「自分は首位には居ない。

 その人を超えるには、その人以上の事をしなければいけない」

 

「徳川家康」の本を読もうと思い立つ。

 

イメージが無い、

身近でも親近感も無いものについて考えたところで、発想は出ない。

 

 

日曜日。

 

朝、図書館で借りてくる。マンガ、児童向け。

※ケチいので買ったりはしない

 

 

大人向け、硬派なものは最初から避けた。

イメージを持つのには児童向けマンガの方がいいと思ったし、

詳細な知識を得たい訳ではなかったので意図的に。

 

そして読了時点で、ある満足感を得る。大喜利とは外れるのだけど。

 

マンガ2冊読んだだけとは言え、徳川家康について、

ここまでちゃんと向き合ったことなかった。

 

マンガ本編に加えて、

・一般にある徳川家康像の真偽の程はどうなのか?

・徳川家康のメンタリティが今に続く日本人のメンタリティを作った

などあとがきによって、徳川家康に興味が沸いた。

 

大喜利で結果が出ないと意味はないのだけど、

これはこれでよい時間と経験だと思えた。

 

ありがとう大喜利。

大喜利って悟りへの道だと誰に教えられるでもなく自分で言いだしたが、

こういう事だと思う。

 

 

そしていつの間にか、

僕と徳川家康は心の中で繋がっていた―――

 

 

「おいヤッスー(あだ名)

 今回のお題、俺のとびりきのボケでさ…

 お前を大喜利でも天下人にしてやんよ!!」

 

「お前2位だろ!偉そうに言うな!!あと気安く呼ぶな!

 

 

次はWikipediaで補強、おさらい。

 

 

項目を一つずつ見ていく。

イメージがあるお陰で、シーンが浮かびつつ頭に入って来る。マンガのおかげ。

 

 

日曜日夕方。

 

 

!!

 

 

1つ…1つだけ、なかなか使いやすい「題材」があることに気がづいた。

 

『ホトトギス』

 

コ…コレだ。(1週間後明かします)明かしました(2月2日)

他の人と競合する可能性はあるし、題材1つっていうのは心もとないが、

しかし、あると無いとでは大違い。

コレがらみのボケを量産しよう!!

 

ボケ題材を整理して

1つずつしらみつぶしにしていた効果があった。

 

 

そして次…

 

 

適当な=  当時のもの  ×  現代のもの (これも1週間後明かします)明かしました(2月2日)

このかけ合わせで簡単にボケ量産できることに気づく。

ただし!

管理人さんの距離感が問題。

発想を飛ばし過ぎると不採用で終わる。

 

匿名大喜利の場合は、

ぶっとんだボケも誰か受け止めてくれると思って思い切って投稿するが、

大喜利グランプリの場合はまず管理人さんのストライクゾーンを通さないといけない。

これってやっぱ面倒だな、と思った直後、違うと感じた。

 

先日の義理の母とやった「大義理グランプリ」

お義母さんは、下ネタは嫌ったし、

お義母さんでも分かるボケを非常に意識した。

(ちなみに、キムタクの「ちょ待てよ」はご存じなかった)

それって「生」大喜利でも必要になる感覚のはず。

バカリズムや大喜利芸人さんの多くから話として聞いたことだけど、

「いつ出すか」「出す順番」「その場の空気」とかそういうやつ。

それが学べるのはありがたい。

相手に距離感を合わせることが「生」大喜利では必要になるはず。

 

 

入浴中、今回はボケ投稿を絞り込んで攻めようかと思った。

ちょうど「徳川家康」ということで勝負師お題だし、やるならここでしょ、と思った。

しかし、エア徳川家康はこう語り掛ける―――

 

 

「お題とうまくかかっているから、とか

 記事に書こうと思うから、とかそういうのはやめておけ。

 戦局を見誤るぞ。」

 

「はい。」

 

 

やめよう、背伸びするのは。

いつも通りできるだけ出す。今回もちょっと自信が無い。

※結局いつも無いやろ、という気もします

 

 

月曜。

 

まだ「お昼の放送」10選を見る勇気がなく、見られない。

2位なので、ユーザーの中で2番目に自信もっていい人のハズなのに怖くて見られない。

 

あと、毎日何かしら考えているが、

完全なオフの日を設けるなどメリハリも必要かと思い始める。

 

 

一通りボケが出た、この辺で限界かな、と思い始める。

 

だけど、それがいけないのだと気づく。

毎度、限界だと思ったところから

面白いボケをさらに出す事を毎回の目標にすべき。

 

もう1つ。

残り3カ月は長いようで短い。

そこまでに結果を出す為には、能力的にトップを追い抜く必要がある。

日々留まっていたら元のまま。

先週より今週、今週より来週…常に成長し続けていなければ。

では成長のために何ができるか?

 

常に新しいことに取り組む。

 

さしあたって具体的には…

 

漫画『キッドアイラック!』でテクニックとして登場した

「派生表」を実際にやってみる。

 

 

気になっていたものの、

いつかやろう位にしか思っていなかったがそれでは遅い。今やる。

他も同じだ。気になったものはどんどんやってみよう。

 

 

キーワード「徳川家康」を中心に関連するものを周囲に配置していく

 

(10選のボケに僕のが選ばれていもそうじゃなくても、

 これはうえのボケじゃない?これは違うよな?

 など連想できるとまずいと思ったのでぼかしてます)

 

この後、派生表をどう使うのか。

僕個人はテクニックをオープンにしてもいいと思うのだけど、

著作権的なことや、

詳しくは漫画買って見てね(売り上げに貢献)

…ということで記事には出さずにおきます。

 

 

配置完了したので、ここからは発想に入る。

 

しかし、いきなり躓く。

今回のお題、派生表のやり方では、ボケ発想しにくくないか?

「うんちく」を出せ、というのが。

…というより、派生表以前に難しい気がしていた。

「うんちく」の持つ距離感。

「アホアホ○○」「盛り上げろ」等なら基本アクセルを踏み込めば良さそう。

だけど「うんちく」と言われると、ある納まりがあって、

そこにハマるようにピースを組み合わせろ、みたいな感じがする。

 

掛け算しろ!

 

じゃなくて

 

素因数分解しろ!

 

と言われている感じ。

 

 

「うんちく」お題で求められているものは、

「初耳」「成功などの秘密」「史実と整合性を持たせる」ことだと思う。

※ただし、適当なうんちくと言われているので大体ではよさそう。

 

 

出るには出たが、

実は派生表の本来の活用の結果じゃない。

 

本来の活用ではさっぱり出なかった。

 

そうではなくホワイトボードのおかげ。

書いては消し、消しては書きが、なんか心地よく集中できたため。

 

結果オーラなのかな…

まあこれはこれで、ホワイトボードが試行錯誤に適するかもというのは発見だが、

ちょっと残念な気が。

 

ちなみに当たりがホームランほどのボケは出せてない。

 

 

火曜。

 

大喜利において、絶対の技法は無いではないか。

やはり参考程度にすぎない?

 

だけど「派生表」については結論を出すには早すぎる。

何度も試さないと身にもなりようがない。

 

 

大喜利の技法については自分でも過去取り組んだ。

 

去年8月頃、

匿名大喜利で大ウケした人の過去のボケで、

自分も面白いと共感できるボケのみをチョイスして分析を試みた。

最初の頃のブログ記事。

 

だけど分析を終える前に中断したままで残っている。

 

理由は2つ。

 

量が膨大でまとめるのが面倒になったこと。

もう1つは、結局、使えないと感じたから。

ついでに言うと、皮肉なことに、この分析作業を境にボケがスムーズに出せなくなった。

 

この「結局、使えないと感じた」ことはちゃんと記事にしてなかったかも知れない。

 

↓技法に行きつく前の結論の出し損ね。残骸の一部。

 

なんで「使えない」と感じたのか。

 

お題によって正解ボケへの辿り着き方が基本違う。

1つずつあげていったとき、

その辿り着き方がすごい数になる。結果、何十通りのルートが出来上がる。

 

お題が出た時、確かに、

この何十のパターンを総当たりでみれば、どこか1ルート正解はあるのだが、

使う技法はうち1~2%ということになる。

 

それって、

 

これをやればいい!というよりも、

 

これはやらないほうがいい!

という99~98%のルートを明確にしただけ。

 

何も明示していないのとさして変わらない。

 

1お題で総当たりをやるにはかなり時間と労力がかかる。

現実的じゃない。

やったところで99~98%は不正解の道。

その中で1~2%を引き当てる。

むしろ総当たりをやらない方が、

実力だけのほうが大ウケを出せる確率は高いともいえる。

 

 

もう1つの技法の取り組み…とは違うが、TOFA杯の時やっていたこと。

 

 

TOFA杯は全てパソコンから回答していたが、

そのためにWindowsの「メモ帳」を使った。

(というより普段から基本メモ帳を大喜利の回答…それ以外でも愛用。珍しい人だと思う)

 

で、TOFA杯の試合が始まる前に、

メモ帳の上部にメモとして注意点を書き並べたうえでスタートしていた。

 

ボケが思い浮かばない時に、ここを見れば出せるはず、という。

 

TOFA杯の試合の度に、大ウケしてたボケのポイントを書き残していて、

最終6局ともなるとだいぶ長くなっていた。

だけど書いてあることは、体験的にみんな分かっていることに過ぎない。

 

そして、大事なのはこの次だが…

 

結局、全6局の中で、

このメモのお陰で出せたボケは1つもなかった(と記憶している)

 

チェックリスト…というよりもさらに言えれば、

結果的にお守り、気休めだったに過ぎない。

 

 

で、ここまで来て仮説。

(出た!また仮説! →初代仮説はこちら

 

・今までの大喜利技法(や、それらしいもの)は1面的で、

 別の面からアプローチする必要があるのではないか?

 

例:未知の立体物を、

  正面からの写真1枚頼りに再現するのは不可能

  最低でも、さらに横と上から写真撮る必要

 

・実用可能な大喜利技法には複数段階必要なのではないか

 

…今のところ実用できてないので言うのもおかしいが、

 「派生表」については漫画掲載もあり、ある程度以上実用性はあると考えていい。

 その特徴は、2段階構成であること。

 ①最初は配置作業だけ ②ボケの考案

 気になるのは最初の段階は、ボケの考案自体とは異なる作業ということ。

 もしかして、だが 実用的かどうか=段階の多段性? にあるのでは

 ボケの考案とは別の作業をはさむところにポイントがある?

 

 そして、自分が試みた「8月の取り組み」「TOFA杯のメモ」は

 両方とも段階が分かられておらず、1回でボケまでたどり着こうとしていた。

 

・全部自動的にボケまでたどり着くのは不可能?

 

 技法は、あくまで「アシスト」と心得て、

 自由発想との組み合わせでこそ真価を発揮する…のかも知れない。

 全面的に頼るのではなく、一番よい組み合わせがあるのかも知れない。

 それがどういう形かを見つけられるとよい。

 

 

◆残されたカギ?…次の取り組み

 

上の話と絡めてだが、これをやれば見えてくるかも&必要なこと1つ。

 

・「手袋」のお題の優良ボケと、

自分の発想から出て来なかった理由や出し方を調べる。

 

これやろうと思ってあやうく忘れるところだった。

「手袋」の回は投稿数135ということで、ほぼ限界までボケまくった。

それでも出なかった優良ボケがあるとすれば、どうしてなのか?

どうしたらそこに辿り着くようになるかは、必ずやらないと。

 

とにかく、ほぼ限界までボケまくったうえで出てこなかったので、

それは本当に自分では出せないもの。

ここで出てきてた発想こそ自分には出せないもので、

そこを出せるようになれば自分の穴が無くなると思う。

 

その作業が必要な理由の2つ目。

 

次にやる事をつねに作っておく。

 

自分でこの記事の中で書いた。

常に成長しなければいけないし、その為には、常になにかに取り組んでいないといけない。

だからやる事はつねに作っておかなければ。

 

「手袋」ボケ分析が終わったら、

その次に、そしてまたその次にやることを、

次々用意しておく必要がある。

 

 

~~この次は上とは別の話~~

 

派生表自体からはよいボケは出なかったが、

キーワードが一気に見られた視覚的な分かりやすさがあった。

使うと効率的にはなるかも。

今までキーワードはメモ帳に載せていたが、

今回のように付箋つかってまず派生表作ったり、

エクセルを使ってキーワードを立体的に配置するのはイイかも知れない。

…いっそエクセルで関数(いやマクロか)使って、

効率的にボケを出す簡易アプリみたいなものを作り上げるのもおもしろい。

秘密兵器や…(この記事で頭の中を公開しちゃってるけど)

大ウケするボケが出せないにしても、

ボケ出す効率が上がればかけられる時間が増えるので貢献する要素がある

 

次々やることを用意する必要があるので、

この事は、次の取り組みにする。

 

 

水曜日(早朝)

 

もう1つ、大ウケボケがほしいと思っていたが、

もう前日なので切り替えて投稿を済ませる。

ギリギリは投稿忘れが怖いので、ここはやむを得ない。

 

投稿数は予想以上に多かった。知らない間に多くなっていた。

そして、もっともっとを意識していたせいか、

1個1個が割と良質な気がする。

ホームランはないにしても、2塁打3塁打クラスは結構あると思う。

 

 

木曜日(早朝)

 

締め切りまで残り1時間を切った。

昨日から今朝にかけては、ぜんぜんボケを考えなかった。

連日ストレスもあったと思う。

考えなきゃいけないと思い続けた反動で何も考えなかった。

でもこういう時間も必要だと思う。

 

1週間かかって、やっと「お昼の放送」の10選を見た。

心臓バクバクだった。そして投票。

…ここで思ったことはまた次の記事に。

 

今日からは新しいお題の回答に取りかかるのと、

「手袋」で出せなかったボケ回答を整理しようと思います。