大喜利グランプリのボケを考える期間中…
偶然、CMで知ってよく聴いていたけど…
だんだん、こっちを聴くようになった。
「私は最強」って曲名だけど、そこはあまり重視してない…
◆不安
1週間後に書くかもしれないけど、
ボケ投稿数は、
この2週間の途中で自己最多を更新していた。
今までならこれ以上投稿していなかったけれど、
今回はいつまでも、締め切り直前でも投稿し続けた。
が…
思案中は「♪私は最強」の気分(要は元気)だったけど…
投稿後は「♪太陽と埃の中で」の気分だった。サビのこの一文…
追いかけて 追いかけても つかめないものばかりさ
残ったのは自信や満足感よりも不安。
形にしたボケよりも、
アイデアはあるけど形にできなかったボケ、
そして、まだ本当の正解と言えるボケに辿り着いていない感覚の方が強かった。
確かに、あらゆる方向のボケは出した。
だけど、それに比例して強いボケを出せた感覚が無い。
本当なら、もう少し出ているはず。
それから、お題の文章。
どこまで正確に応える事を要求されているか見通せない。
国語的に厳密に解釈すれば、手元に残った片方をどうするかを尋ねられている。
厳密に適応されるなら半数以上のボケは没になる。
でも、そんなに厳密だろうか。
無くしてしまった方の手袋をどうするか、
全体的にこの状況で自分がどうするべきなのか、
そういうボケも許されるなら全部有効なんだが。
結局、管理人さんの好みや傾向に合わせたのではなく、
前に全部没になった会話調のボケを山ほど投稿した。
何も学ばない馬鹿みたいに。
ただただ個性を出しまくった。
長文率も高い。
ただ、それが自分の答えなのかもしれない。
器用なことも世渡り上手にもできない。
ただただ、愚直なまでに自分を出し続ける事しか。
コイツ、しゃーねーな、って
判断基準に影響を及ぼす時を待つしかないのかも知れない。
消えない不安感は、上手に付き合うしかないのかもしれない。
ボケを出し続ける原動力だが、コントロールを失うとそれに押しつぶされそうになる。
どちらにもなる。
でも否定しても、結局、ボケ出しまくった後にも残るなら、もうどうしようもない。
打ち消すのではなく、いなしながら、時に感謝もしながら、うまく付き合うしかない。
もうこの時間(締め切り数十分前)不安にさいなまれていても仕方ない。
自分に合格点をあげなきゃ。
今までの自己最多数を大幅に上回っている。
今回、2週間でこの数だった。
次回以降、同数は求めないにしろ、半分は毎回出せてもいいはずだ。
全方向。あらゆる方向にボケまくれば可能。
逆に言えば、出せなかったら、まだまだ発想が足りてない証拠。
◆「競技性大喜利」
投稿を終えて、出勤する途中、
なんとなくまだ腑に落ちてない中、
ふと「競技性大喜利」という言葉が思い浮かぶ。
僕のブログで書いたような書いてないような…
バカリズムが口にしていた言葉で、印象に残っていた。
今、大喜利グランプリについては、
自分のスタンスが、楽しく大喜利できればいいよ、っていう訳じゃなくて、
優秀だと判断されるか、優勝を狙えるのか、
という基準でやっているので独特な感覚になる…
不安感、消化のできないモヤモヤ…そういう中で出てきた。
◆仮説
この「競技性大喜利」からの連想で、
大喜利グランプリの順位のことを思っていると、
これは…もしかして!?
と気づいたことがある。結構、重要かもしれないことに…
点と点が、だんだん線に見えてきた。
…ある仮説
◆必然の2位
もともと気づいていたことではあるけれど、
総合ランキングでここ何期も、
いしさんとアキラさんの2人が2強でトップ争いを続けている。
だが、一方で、
常にいしさんが1位、アキラさんが2位。
今期は僕が間に食い込ませてもらっているが、
この二人の優劣は常に変わらない。
なぜ?
単純に考えれば、ボケの面白さの違い。
肉薄しているけど、若干、いしさんの方が面白い。
ずっとそう思っていた。
が…
本当にそうだろうか?
いや、もしかしたら、実はアキラさんの方が面白い、
だが、順位は逆になる。
????
そんなこと、あるはずない?
いや、そんなことが起きうる。
◆このやり方では勝てない!
ここからは、このバックミュージックをぜひお流し下さい…
なぜ、そんなことが言えるのか。
それは、2人の投稿方法の違い。
いしさんは、数はさほど多く投稿しない。優良を思われるボケを絞り込んで投稿。
アキラさんは、毎回圧倒的大量のボケを投稿。次点への掲載数は断トツ1位。
10選のための戦術と優勝のための戦術は違う
のではないか?
アキラさんは大量のボケを投稿するため、
10選に選ばれる可能性は高そう。
だが…
アキラさんは投稿数が多いがゆえに、
全てが同一の質ではなく、投稿したボケの中の差が生じやすい。
でも、アキラさんに限らず、
数を投稿すれば確率的に誰でもそうなるはず。
管理人さんが10選のボケを選ぶ際、
もちろん優良なものを選ぶつもりのはずだが、
完璧ではないので、そうすると、
意図せず評価が低くなるボケを選んでしまう可能性が高くなる。
ただ、その可能性や影響はわずか。
いしさんとアキラさんのスコアの差程度の割合。
僕が、もしかしてと気づいた程度なので、
明確にそれが毎回起きるわけではないが、
微妙にそういうことが起きている。
なぜ数を出すのか。
僕の場合は、10選から漏れないため。
また、
このブログはもとより、
ヤク男さんのブログでも、記事やコメントで、
10選の為に色んな種類のボケや数を投稿した方がいいと
割とみんな口をそろえて言っていた。
僕自身もそう。
また、僕の場合背景にある不安も大きい。
10選に漏れない為に、
とにかく種類と数をいっぱい出す。
それが正しいことだと思っていた。
様々なボケを出す為に、
そこまで自信は無いけど、
こういうボケも出しておこう、と思って
投稿しているボケもあるなら、
そうすると、それは質が高いボケとは言えない…
そして、稀にそれが選ばれる。
アキラさんの場合、直接理由を聞くことはできない。
もしかしたら、
自然といっぱいボケが浮かぶので、
単純に投稿しているだけという理由かもしれないけれど、
少なくとも、多少は10選の為、不安だからという要素はあると察する。
…という理由で、
種類、数の作戦で、
毎回10選…通算トップ10にはなれても、
優勝は出来ない。
少なくとも、自分より上位の人が、
別の戦術を使っている限りは。
◆不安と自信 ~決定的な差~
常勝トップのいしさんは数をさほど投稿しない。
選りすぐりの優良なボケに絞っている。
そう…種類と数に頼らないことが秘訣。
戦術は、質と絞り込み
内面を知ることはできないけれど、
数を絞り込むことに多少不安はあるかもしれない。
だけど、絞り込む。
それは、ボケに自信を持っているから。
少なくとも、僕やアキラさん、他の人より…つまり
大喜利グランプリ全ユーザーの中で最も
強い自信…または勇気、自分への信頼があるのだと思う。
数を多く出す=選ばれる 形になるけれど、
数が少ない =選ばせる 形になる。
これなら、予期せぬ弱いボケは選ばれず、
しっかりウケる!と自信を持っているボケしか選ばれない。
そして、しっかりとウケる。
横綱相撲…
質の良さと自信があるからこそできる戦術。
でもこうやって、
選ばせる戦術を使わない限り、
それによって上位に君臨するいしさんとは渡り歩けない。
では、どうすれば逆転可能なのか?
◆唯一の弱点、唯一の勝機
まず1つ目。
種類と数はもう出さず、
しっかりと優良だと思える
質の高いボケに限って投稿する。
2つ目。
いしさんにも弱点はある。
唯一の弱点。
各お題で、毎回1位ではないということ。
本当に言うは易く行うは難しだが、
毎回1位2位に選ばれ続ける。
1週間、時間をかけられる中で、
これなら大ウケ間違いなし、正解と言えるボケを見つけ出すことだけに専念する。
絶対の自信があれば、極端な話、投稿数は1ボケでいい。
その1ボケを見つけ出すことだけに、全ての時間を費やす。
だけど、
現実的に毎回究極の1ボケが出せるとは限らない。
だから現実的にはこうなる。
自信があるときは、あえてボケ数を絞り込み、
厳選した勝負ボケを投稿。
いわば攻めの回。
自信が無い時は、従来通り、種類・数作戦。
それでなんとか選出漏れを食い止める。
いわば守りの回。
残っていたもやもやと「競技性大喜利」という言葉から、
この大喜利グランプリで起きている現象にも、
競技独特の何かが生じているのではないかと感じて考察してみました。
意識してやってみようと思います。