
書いていない旧作品が山ほど。
古いヤツと新しいヤツでサンドするように進めていこうかと。
まずは「キャプテン・フィリップス/Captain Phillips」
実話ベースにさらにドキュメンタリーぽく撮るポール・グリーングラス監督の演出との融合。
事件はスクリーンで起こってました。
もう観てから時間が経ってしまってるこの作品で、いまでも思い出すものと言えば、シージャック犯のソマリアの若者たちの顔。
痩せて、眼だけが異様に鋭い。
素人の本物の亡命ソマリア人を起用したと言います。きっと犯罪にも染まっていない人たちなんでしょうが、その危険な存在感はトム・ハンクスをもかすませてしまってます。
何故ソマリアの若者たちが犯罪に手を染めるしかないのかも、うすいながらきちんと描いてます。
あれは多分にかの国の若者たちの「男気」をくすぐるリクルートなんでしょうね。
観終わった後、無性にキャスリン・ビグロウ監督の「ゼロ・ダーク・サーティ」を再見したくなしました。
良く似たドキュメント風作劇。
だけど「キャプテンフィリップス」のSEALSは顔のない没個性な描き方、悪天候の中、マシーンのように正確に動き、ソマリアの若者(未成年かもしれない)を射殺するという任務を感情もなく果たす。監督のグリーングラスさんが元々ドキュメントの人だからこういう描写なのかと。
逆に「ゼロダーク」のビグロー姐さん、SEALSの描写にちょっとヒロイックかつ「萌」が入るのがご愛嬌。
逆に「ゼロダーク」のビグロー姐さん、SEALSの描写にちょっとヒロイックかつ「萌」が入るのがご愛嬌。