劇場公開時、リドリー・スコットの戦争映画と言うこと以外は、ほとんど前知識無しで観ました。
(あの頃はまだ北野劇場言うてたかな、と)
ガツンと来ましたね。
『ブラックホーク・ダウン/BLACK HAWK DOWN』
2001年度作品。
リドリー・スコット、スピさんの『プライベート・ライアン』の冒頭のノルマンディ上陸戦でのシーンに感銘を受けたと語っておりました。
「スピルバーグは戦争映画を別次元に上げてしまった」と。
これがリドリーさんの『プラライ』に対する答えでした。
『プラライ』のノルマンディ戦が全編続くと言う。
本当のウォーライドでした。

任務中に見えた野豚を

フート!カッコウイイ

自ら撃ったブタを丸焼き。
基地ではパーティ。

野菜もたくさん獲りましょう。
同じ軍隊内でも『エイリアン2』よりかは遥かに豊か過ぎる食事。
この場所、この立場だからこその「アレ食い」ですね。

国連の救援物資を横領、飢餓を武器に使用し30万人もの餓死者を出した上、国連軍に宣戦布告した
ソマリアの独裁者アイディード将軍逮捕の作戦のために出動。
陸からはハンヴィが向かいます。
誰もが簡単な任務と思っていた作戦は、とんでも無い事態に陥ります。

最新兵器で完全武装の米軍の混成精鋭部隊が・・・・・
民兵程度の装備と練度だとあなどっていたソマリア軍の部隊に翻弄され、

RPGによりブラックホークを撃墜されてしまいます。

これがタイトルの由来ですね。
こうしてアイディード逮捕の作戦は、味方の救出作戦へと姿を変えていくのです。
民間人の中に民兵が入り乱れ、米軍を攻撃する。
米兵には誰を攻撃していいのか見当が付かない。
民間人が武器を取ればそこで敵となる。

ゾンビのような描写です。
実際、ドラッグをやりながらの戦闘で、撃たれてもなかなか倒れなかったそうです。
この事件以降一発の威力を上げる為に米軍のライフルの口径が上ったとの事です。
死闘の末、夜明け、米兵たちは自らの足で国連基地に向かって走る。
死のランニング。
ここでも誰が敵なのか分からないまま、攻撃を受けます。

そしてやっとこさたどり着いた基地で

迎えてくれたのは

普通の水。

こんなに美味そうな水の描写は見たことがありません。
これがミネラルウォーターのCMだとすると効果的すぎる描写。
流石CF監督長いリドリー・スコット!(違うか)

フートが立ち食ってるのは、多分カレーだと思うんですよ。
ほぼ30秒くらいでたいらげてます。
これはカレーだからこそ出来るワザ。
さっとかっこんで仕事に向かう、男のランチ。
腹と装備を満たしたフート
「まだ仲間が残っている・・・・」
と、またすぐに戦場に戻ります。
(あ。ここは『世界侵略:ロサンゼルス決戦』と一緒ですね)
やはりこの映画は劇場で観たいなぁ。
PS
原作の「強襲部隊」も興味深いです。
米軍目線ではありますが、兵士たちの仲間を救う為の英雄的行動には感涙でした。