敬愛するジョニー・トー監督の06年の旧作がやっと日本公開。
『MAD探偵:7人の容疑者』
http://mad-tantei.com/
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かつてトーさんとコンビを組んでいたワイ・カーファイ監督との4年ぶりのコンビ作。
さらにジョニー・トー組役者だったラウ・チンワンとのコンビも復活。

ネタバレならない程度にストーリー
『5年前、香港は西九龍署。バン刑事は犯人に成り切り、事件を解決に導くという捜査方法で敏腕の名を欲しいままにしていた。それを目の当たりにした新人刑事ホーは度肝を抜かれた。
しかしバン刑事は署長の引退パーティで自らの耳を切り落とすと言う奇行に出て警察を追われる。
1年半前、張り込みをしていたコウ刑事とウォン刑事。彼らは鉄泥棒の容疑者を追って森に入るが犯人には逃げられ、ウォン刑事は失踪してしまう。
その後起こった強盗事件ではウォン刑事の拳銃が使われていた。
現在。そのウォン刑事失踪事件を任されていたのは、かつての新人ホー刑事だった。全く進展の無い現状にホーはバンに意見を求めようとアパートにやってくる。』

本日3月5日、観終わった後の率直な感想
「変な映画やったなぁ・・・(オモロかったけど)」


【以降ネタバレ】
バンは人間の人格を視覚してしまう能力の持ち主なのです。
例えばこれは邦題のサブタイトルの意味なのですが、
容疑者を追うバンの目には容疑者の七人の人格がゾロゾロ見えるのです。
本人が口笛吹けば、七人揃って口笛吹いてると。
ここは笑ってええところやんなぁ?という不思議な気分。
(笑いましたけどね)
さらにはバンさん、犯人や犠牲者の追体験も出来てしまうという。
そんな突っ走るバンさんにホー刑事は置いて行かれっ放し・・・
しかし・・・
トーさんはこの作品では「性悪説」を信じたのか、本質的に悪人しか出てこない映画でした。
しかもその「悪」を象徴するのが「女性」。
何かトーさん、女難あったのか・・・・
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【ネタばれ終わり】
トーさん組のラム・カートンやラム・シューがいい味出してます。
今回はデジタル上映だったようで、画質はちょっと難ありでした。
これからDLP上映も多くなると思いますが、これではちょっと心配・・・
エンドクレジットの文字のにじみはひどすぎる・・・
配給会社、劇場はご一考を。