イメージ 1

イメージ 2

ジョン・ブアマン監督の『エメラルド・フォレスト』がいつのまにかDVD化です。

当時アホな高校生ながら
「マジック・リアリズムってこういう事言うんかな?」などと思わせた現実と魔術の世界が交錯する不思議な映画でした。
ブアマン監督はアーサー王伝説を描いた『エクスカリバー』では、ドラゴンを「森の気」として実物を出さずに表現するなど日本人みたいなメンタリティを見せてくれましたが(宮崎駿より早かった)、この作品でも「森」自体が生きている様に映し出されます。緑が深いのです。まさに「エメラルド・フォレスト」ですよ。
リュック・ベッソンの『グレート・ブルー』でも海の「黒さ」が表現されていましたが、それと同じ森の「黒さ」です。「怖い」という感じを抱きますね。

akuがこんな殊勝な事書いている疑われている方、ちゃんと見せ場はあります。
物語は南米アマゾンのジャングルでインディオに拐われた息子トミーを10年間捜し続けるダム技師ビル。しかし息子はインディオの戦士「トメー」として成長していた・・・。
というお話。
インディオですから裸族です。その裸族を白人が銃撃するわけですよ(インディオは銃の事を「稲妻の槍」と呼ぶ)。
するとその裸の体に弾着がボッコボッコ開くのです。しかもインディオは走っていたりするのですよ。無論CGなんか無い時代です。これにはびっくりしましたですよ。
『エクスカリバー』でも重い鎧を着た騎士たちの剣と剣の戦いをほとんど「ドツキ合い」で叩き割るものだというのを見せてくれたブアマンさんですから、そういう所のリアリティにはキッチリこだわりがあるのでしょう。

直接映画とは関係無い思い出。
この映画、大阪は道頓堀にある「松竹座」という映画館で試写を観たのですが、上映前にエレクトーン演奏というのが付いてきました。ビシっとタキシードで決めた紳士が全然映画とは関係無い曲を一曲披露してはけて行きました。
こういう経験は初めてでした。