全従業員の幸せを目指して—理念研修で見えた行動のヒント
渋谷区 恵比寿 の 税理士 上田智雄です。
7月19日に、株式会社manebiの堂前さんを講師に迎え、理念研修を実施しました。前回のワークを通じて、社内メンバーが何を求めているのかを明確にすることができました。
一般的に、「会社でのワークでは、本音よりも建前を優先してしまうのではないか」と思われがちです。しかし、今回の研修では、率直な意見が出やすい場を作り、その上で集計を行いました。
社内メンバーが求めるもの
今回のワークで浮かび上がったキーワードは、次の3つです。
1. **人間関係**
2. **やりがい**
3. **成長**
これらは、メンバーが最も大切にしている要素です。ただし、前提として給与などの報酬が重要であることは言うまでもありません。その上で、これらの要素を満たすために、会社がどのような行動を取るべきかが重要なポイントとなります。
行動に移すために
本当に求めているものが明確になったとしても、それに向かって行動することは容易ではありません。だからこそ、自分たちでルールを決め、お互いに励まし合う環境を作ることが求められます。
当社には「カルチャーブック」という理念をまとめたものがあります。今回の研修を通じて、このカルチャーブックの内容について、解釈の違いはあれど、概ね全員が同意していることが確認できました。今後は、この内容を各業務オペレーションに反映させていくことがテーマとなります。
会社の存続意義
当社の存続意義は、「全従業員の物心両面を幸せにすることにある(人間尊重)」としています。この理念は、稲盛和夫さんの言葉を引用しています。
この目的を達成するためには、各人が行動に対する解釈を共有することが重要です。解釈が異なると、お互いに何を励まし合えばよいのかが見えなくなってしまいます。例えば「メールを送る際にはどうすれば良いのか?」といった具体的なレベルでのルール設定も必要となるでしょう。
これからの挑戦
私自身、かつては「ルールなんてクソ喰らえ」と思っていた時期もありました。しかし、より多くのメンバーが豊かになるためには、本人たちが気づいていない「本来はやったほうがいいこと」を実践することが重要であると感じるようになりました。
これから、メンバーが本当に望んでいることをより明確にしながら、ルール作りとその実践に取り組んでいきたいと思っています。
これから長い挑戦が始まりますが、一緒に進んでいきましょう。
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