これからの若い人たちは、会計事務所でどう働けばいいのか? | 渋谷区 恵比寿 の駅前 税理士のブログ

これからの若い人たちは、会計事務所でどう働けばいいのか?

渋谷区 恵比寿 の 税理士 上田智雄です。

 

 

最近、お金を追い求める社会のせいで、働く人々がとても疲れてしまうことが多いです。そして、広告が私たちの不安や虚栄心を刺激して、働くことに対する価値観を揺さぶっています。

こんな時、働く人々の心と体を大切にすることがとても重要だと思います。私たちの会計事務所でも、仕事を通じて幸せを感じるためにはどんなスキルが必要なのか、そのことを深く考えるために社内で話し合いの場を設けました。このセッションの講師として、いつも頼りにしている大谷さんにご協力いただいています。

 

 

 

 

【一生懸命に働くことで道は開ける】

 

最近、「一生懸命に働く意味が見いだせない」という考え方が広がりつつあり、特に新卒者の中には「安定と高収入が最優先、仕事のやりがいはその次」と感じる人が多いようです。未来への不確かさから仕事へのやる気をなくすのは、なんとなくわかります。

 

※下記のデータをみると自分のやりたい仕事を求める人の割合は顕著に下がっていることが分かります。

 

「マイナビ 2024年卒大学生就職意識調査」より

 

 

しかし、幸せに働くうえで本当に大切なのは、「一生懸命に働くこと」にあります。一日の大部分を占める仕事を「お金のため」と割りきって、イヤイヤやっていけば幸福は遠のくばかり。

 

経理の仕事でも、ストレスをうまく扱う方法や、仕事をスムーズに進めるコツ、そして仕事に情熱を持って働けば、幸せにつながります。これらの実践で、自分自身が幸せになるだけでなく、職場をもっと良い場所にすることにもつながります。


 

 

【転職を考えるときの落とし穴】

 

経理って、どんな会社にも必要な仕事で、特に複式簿記みたいな特別な技術は、若い時に覚えるのがベストです。これをマスターすれば、転職するときにもっといろんな選択肢が見つかります。

働いていけば、「これからどうしよう?」と悩むことありますよね。そんな時、今の仕事を次へのステップだと思って、もっといいチャンスを探すことも考えるかもしれません。しかし、少し注意が必要かもしれません。

少しの不満でサッと仕事を辞めて、ずっと理想の仕事を探してばかりいると、結局、転職を繰り返してしまって、本当に気に入る仕事を見つけにくくなるかもしれません。仕事でつまずいた時は、誰かのせいにするんじゃなくて、それを自分を成長させるチャンスだと思うことが大事です。仕事も人生も、そういう挑戦があるから楽しいんです。

 

 



今の時代は機会が豊富にあるため、転職して新しいステップに進むことも大切ですが、転職を考える際には、大きく分けて3つのアプローチが考えられます。それは、下記の3つです。

 

 

1「辞める」

2「迷う」

3「本気で取り組む」


もし現在の仕事が自分に合っていないと感じたら、「辞める」という選択肢が考えられます。しかし、「迷いながら中途半端に仕事を続ける」ことは、最悪の選択かもしれません。結局何も得られずに時間だけが過ぎてしまいます。ですので、「辞める」を選ばない場合は、「本気で取り組む」ことが最善の道だと思います。

ぜひ全力で仕事に取り組んでみてください。それが真の成長への道です。経理の仕事に全力で取り組むことで、自己成長と職業的な達成感を得ることができるでしょう。

 

 

 

【経理の仕事の奥深さと学ぶことの大切さ】

 

経理の仕事って、実はビジネスの複雑な動きを数字で表す、ちょっとしたアートなのです。その数字には、会計のルールや税金の規則みたいな、決まりごとが絡んでいます。これらをしっかり理解していないと、スムーズに仕事を進めることが難しくなります。

 

ルールを知らないと、会社の上司や同僚、外の人たちとのやり取りでトラブルが起こったり、仕事の効率が下がったりすることもあるのです。だから、これらの決まりごとを学ぶことは、経理で上手くやっていくために、とても重要なのです。

経理のルールを覚えるのは、最初は大変に思えるかもしれません。でも、必要な知識があれば、仕事はぐんとスムーズになり、みんなから頼られるようになります。専門知識があると、仕事が楽しくなったり、充実さを感じたりして、幸せを感じることも増えます。

ただ、専門知識をつけるには、時間と努力が必要です。今の時代、仕事とプライベートのバランスを大事にする人が多いので、プライベートの時間を勉強に使うのに抵抗を感じるかもしれません。でも、毎日ちょっとずつでも専門知識を身につける時間を作ることで、長い目で見ると仕事の質が良くなり、それが結果的に自分の幸せにつながるのです。

 

 

 

 

【経理で働くことの意味とその価値】

 

コロナの影響で、仕事後の飲み会が減り、ひとりで楽しむ時間が増えました。以前は、こんな飲み会で、仕事のやりがいや悩みについて先輩に教えてもらうことがよくありましたが、最近はそういう機会も少なくなりました。

人はだいたい、楽な方を選びたがり、一生懸命に働くのを避けたがるものです。そして、メディアはしばしば「一生懸命働く必要はない」というメッセージで、私たちのそういう気持ちにつけ込んでいます。このような情報に囲まれていると、一生懸命に働くことの価値を見失いがちです。

でも大切なのは、そういった情報に流されずに、自分が「なぜ働くのか」という根本的な意味を生みだし、仕事としっかり向き合うことです。経理の仕事は特に、会社のお金の流れを守る大切な役割を担っています。この仕事を選んだ理由やその意味を自分で見つけることが、幸せにつながる重要なスキルになります。

経理で幸せになるには、一生懸命に働くことが大切です。毎日、小さな改善を続けることが、幸せへの道であり、仕事での満足感を感じることにつながります。経理は、ただ数字を扱うだけでなく、その数字が示す会社の健康と幸福に、大きく貢献する仕事なのです。
 

 

 

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