経理のお仕事で生まれるイライラと効率の低下。解決策は何か?
渋谷区 恵比寿 の 税理士 上田智雄です。
経理のお仕事をしていて、仕事中に「イライラする」「面倒くさい」「給与に見合わない」と感じて、なかなか仕事がはかどらないとき、ありませんか?
こういう気持ちが積もると、日々の仕事が嫌になってくるんですよね。
でも、この仕事には大切な時間を使っているわけですから、もったいないと思いますよね。
その効率の低下の原因と解決策について考えてみました。
経理が陥る負のサイクル
「頑張れば成功する」って思ってませんか?でも、この考えに囚われると、ストレスフルな時間も「必要な経験」として受け入れがちで、人生を無駄にしてしまう可能性があります。
最近、もっとリアルな「幸せ」の方程式が注目されています。それは「今、この瞬間が幸せである」と感じて、それをモチベーションにして努力し、結局それが成功につながる、という流れです。
従来モデル 新しいモデル
この考えを経理の仕事に当てはめてみましょう。
たとえば、何度頼んでも資料が来ない、期限を守らないといった事が起きると、「私の仕事、軽視されてる?」と思ってイライラし、ガミガミ言ったり、上司に報告したり相手を動かそうとしますよね。
でも、そうすると人間関係がこじれて、よけいに仕事のやる気もダウンすることが多いんです。
そんな時に、元からめちゃくちゃ機嫌が良かったとしたらどうでしょうか?
そんなイライラせずに、様々な工夫をして相手としっかりコミュニケーションがとれるのでないでしょうか。
経理は職場から厳しく見られる
どこの会社でも、経理は厳しくチェックしてくる人たちだと思われがちです。それは、お金の管理が厳格に行われなきゃいけないからであり、その責任から何か問題があればすぐに注意していかなければないのです。
期限は大事なので、守ってない人には強い口調でリマインドすることもよくあります。そのせいで「うるさい」と思われることも多いです。
その恨み節から、経理は基本的に事務仕事がメインですから、営業や製造の人からは「売上を上げられないお荷物部署」と揶揄する人すら出てくるのです。
人生の目的を自分に問いかける
「経理が他の部署から嫌われる=不幸」って決めつけるのは短絡的な考え方。重要なのは「自分の人生の目標って何だろう?」と自問自答することです。
その答えを見つけてから仕事に取り組むと、たとえ「嫌われているかも」と思っても、精神的に安定します。自分が何を目指しているのかハッキリしているから、「もうダメだ」とか「手に負えない」とはならず、「なんとかするぞ」と前向きになれます。
経理はお金の番人であり、会社のすべての部門を統括する貴重で重要な仕事です。
このような考え方が根底にあると、自分に余裕が出てきて、周りにも優しくなれます。結果、指摘やルールの話をするときも、相手のことを考えて伝えられるようになります。
このスタンスでいれば、周りからの評価も上がり、経理としても会社全体をしっかり支えられるようになるでしょう。
要は、「今この瞬間が幸せ」って感じられるところから始めるんです。幸せって、他人からもらうものじゃない。自分で感じ、作り出すもの。それが成功につながるんじゃないでしょうか。
YouTube番組「マネーリテラシー研究所」
やっています!
一日1クリック応援お願いします。
経営に会計を生かすのがミッション!