士業と学生との交流イベントへの参加!
渋谷区 恵比寿 の 税理士 上田智雄です。
昨日、士業事務所と学生の交流イベントに参加しました。
イベントの趣旨は、就職について考える学生たちが大企業や公務員だけではなく士業という職業の選択肢も考えていくというものでした。
集まったメンバーは、東京大学と慶應大学の学生、私たち士業事務所、そしてサポート企業としてマイナビさんの参加となりました。私は税理士という職業について、私の個別事情をふまえた話をさせていただきました。
このイベントではっきり見えたのは、これからの時代を生きる社会人の成否は、人生の意義【ミッション】を明確にできるかがポイントとなることです。
いま普通の人生が無くなろうとしています。これは一般的な親世代が子供に授けたかった普通の人生が壊れつつあるということです。それは「いい学校に入って、いい会社に入って、いい人生を送る」という普通の人生です。
これは私たちが常日頃つき合っている経営者にとっては当たり前の現実でしたが、安定就業先と思われていた大企業のサラリーマンにもこの現実が広がっていることが大きな変化なのだと思います。
最近よく耳にするジョブ型雇用なんかは、これを表していると思います。
いわゆる職務上のプロフェッショナル性を活かして働くジョブ型雇用は、うまく機能すれば高給をとることが可能になります。その一方で、役に立たなければ解雇、減給・減俸が待ち受けていくことになるのです。
この個人サバイバルの時代を生き抜いていくには、セルフマネジメントが必要です。長期的な視野での能力開発が必要なのです。もちろん、小手先のテクニックや運でうまくいくことはあるかもしれませんが、それが長続きしません。
だから、まず初めに手をつけるべきなのは、そのセルフマネジメントをする土台となる人生の意義【ミッション】を明確にすることが必要になります。土台があるからブレずに努力をし続けられ、ホンモノの力を磨いていくことができるのだと思います。
学生たちが社会人として活躍していく舞台は、変化が激しく、怖くもあり面白い時代なのだろうなと思います。今回参加された学生メンバーは、真剣に質疑をしている姿がとても頼もしいものがありました。きっと悩みながらも、人生の意義を発見し続けていくのでしょうね。
そして改めて、私もうちの社内メンバーがどうすればこれからの仕事、そして人生を有意義に過ごせるのだろうかも考えました。それは、個々が人生ミッションを生み出し、会社はその背中を押し、協調しながら仕事をしていくことなのだろうと思いました。
マネジメントも新しい時代に合わせていくことが求められますね。改めて会社としての取り組みに加えていこうと思うのでした。
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