米国カンファレンスに参加してきました!
渋谷区 恵比寿 の 税理士 上田智雄です。
先月、米国のカンファレンスに参加してきました。
内容は「世界を牽引する会計事務所の事業モデルの構築」
についてです。
100名以上の参加者がいました。
入場するのにワクチン2回接種、もしくはPCR検査の陰性証明
の提示が義務付けられていた事もあったのか、
参加者の誰一人マスクをしていなかったです。
そのカンファレンスについてのシェアは別にするとして、
今回はアメリカの偉大さについて書きます。
アメリカという国について、いろいろな捉え方があると思いますが、
私の限られた知見の中で感じていることを、3つのポイントで
まとめました。
リスクに対して寛容
空港到着後、レンタカーを借りてハイウェイに
乗りました。すると、
道路脇に、でっかい鹿が引かれて横たわっていました。
たぶん、日本だとこんなに大きな物体がいるとしたら、
通行止めにするか、フェンスを張り巡らしまくるのでは、、、
と思ったりしました。
その他に、
ボンネットやバンパーが無いまま走っている車
大きな家をトレーラーに乗せ、自家用車でけん引しながら
走っていて、途中で故障して止まっている車
(たぶん、理解しづらい光景かと思いますが、、、)
とか、なんだかツッコミどころが満載で笑ってしまう。
ここで言いたいのは、
アメリカは、リスクに対して寛容だということ
先日の報道で、バイデン政権下にて
「5~11歳のファイザーワクチンを承認する」
という発表がありました。
その承認プロセスは、ワクチンを打つことにより、
メリットがリスクを超える
という理由により、賛成多数での可決とのこと。
リスクとメリットを天秤にかける
というのが、私には衝撃的でした。
日本だと、リスクがゼロにならないとダメ
ですもんね。
その分、日本にいると安心・安全で、
私もその居心地のよさを享受していることは
間違いないです。
その一方で、経済の面で見るとどうかというと、
私は、人口ボーナス期を過ぎてしまった日本が、
今後100年間でアメリカを超えることはないと
感じています。
今、世界企業の時価総額ランキングの上位は
中国企業の躍進もあるものの、やはり
米国企業が中心です。
その多くは、GAFAを中心としたベンチャー出身企業です。
この技術革新の著しい時代は、
商品ライフサイクルが短くなってきているため、
新しいものを生み出す企業以外は、経済をけん引することは
不可能だと思います。
だとすれば、リスクを恐れずチャレンジし続ける企業のみが
盛況するのだと思います。
このハイウェイでの限られた時間内で見た光景からでも、
このアメリカでは、たぶんリスクがあることをしていても
誰も何も言わない慣習が存在するのだと思います。
リスクゼロにならないとスタートできないという日本の慣習は、
安心・安全のよさはあるけれども、
経済面でいうとゆっくり、普通に貧しさに向かっていくのだろうなと
思ったりしました。
それぞれが平等・対等
ちょっと驚いたこととして、
空港の店舗やデパートのような、
いわば「ちゃんとした店」で、
店員さんがお客さんが来ていないとき、
足を組んで、ふんぞり返りながらケータイを見ている姿
が印象的でした。
あまり、日本だと見かけないですよね。
そして、私がベンチマークしているスーパーマーケット
「Trader Jor's] に行った際も、新しい驚きが...
かつては、店員さんもアロハシャツのような制服を
来ていましたが、今や完全私服でした。
店員さんは、ピンク色に髪を染めていたり、
ちょっと太った人はTシャツの下からお肉がはみ出した
ままレジを打っていたり、、、
また、レジで店員さん同士がぺちゃくちゃ喋っている。
これ日本だと店長にめっちゃ怒られるやつやん!と
思うと、なんか、その自由なスタイルに笑ってしまう。
ただ、この一方で、とてつもないフレンドリーさが
あります。
お客さんともぺちゃくちゃ喋っているのです。
お客さんと世間話をしながらレジを打っているし、
私がオーガニックのクッキーをレジに持っていくと
「これいいよね!私も超大好き。いいの買ったね」
と、なんか心のふれ合いができている気がします。
私が思うに、
日本は江戸幕府が統治のためにつかった
儒教文化の「目上の人を敬いなさい」みたいなものが
お客さん偉い > 店員さん従属
という構図につながっているではないかと思ったり
しています。
アメリカは、そんな枠組みがないので、
店員さんもお客さんも、まったくの対等な立場。
だから、クレームが起きたときも、店員さんも強いから
跳ね返してしまう。(これは私の想像ですが)
そうすると、細かいクレームを気にするがために、
いろいろな施策を打つ必要がなくって、
結果的にコストが下がって、安くお得に買い物が
できることにもつながるのだと思います。
きっと、この国では店員さんが土下座するなんて
いうことは生じないのでしょうね。
自由でダイナミック
実物の銃を見ると、見てはいけないものを見ている気分に
させられます。
私たちにとって、銃はかなりヤバいものですからね。
普通のショッピングセンターで、銃は普通に売られています。
そして、銃だけではなくて、銃を保管する金庫みたいな
周辺アイテムも豊富に備えられています。
左:スーパーマーケットで売っているクロスボウ
右:日本の警視庁の掲示板
たしかに使い方によっては、人を傷つけることもできる。
そして、それが自分に向けられるという心配も出てくる。
それでも、狩りも銃を使って自由に楽しめるという喜びを
知ってしまったら、その自由を手放す選択肢は無くなるの
だと思います。
また、店舗の大きさもビビります。
一つの店舗が東京ドームくらいの広さがあって、それが
ディズニーランド&ディズニーシーを合わせた面積のところに
集まっている。
だから車で移動しながら隣の店に行く。
最短の方法だと思います。
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