経済や社会の変革を促す3つのキーワード!税制を追い風に前進する!
渋谷区 恵比寿 の 税理士 上田智雄です。
2021年の税制改正を振りかえると、
今年の税制改正は、コロナウィルス感染症の経済対策などに
よって、企業を癒す制度がありました。
その一方で、ポストコロナ時代を見据えた未来に向けた
経済や社会変革促すことに重点が置かれています。
財務省が押し出そうとしている、ポストコロナに向けた
キーワードは以下3つです。
DX(デジタルトランスフォーメーション)
言わずと知れた社会全体のIT化ですね。
DXを推進する投資には、税額控除などの特典が与えられます。
カーボンニュートラル
二酸化炭素の削減。
二酸化炭素の削減に有効な投資には、税額控除などの恩恵があります。
経営資源の集約化
衰退していく事業を、成長事業へ集約させていくこと。
M&Aなどでの企業買収がしやすいように税制優遇ができました。
この1年間を振り返ってみると、
コロナによって、壊滅的なダメージを受けた中小企業が
数多く存在します。
その一方で、大きく収益を伸ばした企業もあります。
その勢いは今後も続くと思われます。
この差の原因はどこにあるのでしょうか?
私の見るかぎりだと、たとえば、
コロナウィルスの影響を直接的にうける業種。
飲食店やライブハウス、教室ビジネスなどは、
一般消費者が来客しなくなったため、
その部門の収益は大きく下がりました。
よって、会社は大きな赤字をくらい債務超過へ、、、
が普通のストーリーです。
しかし、
まさにその渦中の業種の中でも
大きく収益を伸ばせている会社が存在し、
それらの会社に共通する原因は、
デジタルを駆使していること
他社にない独自のサービスを持っていること
です。
意外と、財務省のポストコロナ時代のキーワードと
似ているところがありませんか?
この逆風のなかでも収益を伸ばせる方向へ施策を打つと、
さらに税制の優遇も受けられる。
うまく行く企業は、より追い風が吹く
というスパイラルがあるのです。
そう考えると、この先5~10年先を見越す
望ましい事業計画の行方は、おのずと見えてくるような
気がします。
(税制改正大綱が発表された当時の話ですが)
こちらも勘定奉行のOBCさんの季刊誌に寄稿しています。
奉行EXPRESS_2021年春号
令和3年度税制改正大綱のトピックス
経済や社会の変革をうながす3つのキーワード
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