儲かっているのに、なぜ会社にお金が残らないのか?【YouTube・前編(法則編)】
渋谷区 恵比寿 の 税理士 上田智雄です。
決算の打ち合わせで、
「利益が出ていますよ!」
という話をすると、焦る社長って結構多いです。
普通、利益が出ているってすごくいい話のはずなのに、、、
その焦りの心理的な背後には、
「そんなに利益がでると、税金が払えないよ、、、」
というのがあります。
この税金が払えないというのは、もちろんケチさも
原因の一つです。
普通の思考だと、税金を多く払ったからといっても、
公共サービスの質や量が変化することがないから
無駄にしか感じられないものです。
ケチさも、経営をする上で大事な思考なので、
それはそれで理解します。
(もちろん、社会貢献と称してこれを何の躊躇もなく支払う
人も多くいます)
ただ、ここで扱っていきたいのは、
会社が利益出ているのに、
本当にお金がなくって納税できないケースです。
なぜならばビジネスには
儲かれば儲かるほど、お金は減っていく
という法則があるのです。
それを解説にあたっては、
シンプルに経営とは何か?
という問いに対しての答えにヒントが隠されています
この問いに対して、色々な声が聞こえてきます。
「社会貢献をすること」
「従業員を幸せにすること」
「株主利益を最大化させること」
などなど、色々出てくると思います。
私は、色々な解釈がある中で、
継続した「投資」と「回収」の仕組みとその活動
という定義がしっくりきます。
要するに、経営は
お金を投資する → お金を回収する → お金を投資する →
お金を回収する → お金を投資する → お金を回収する →
お金を投資する → お金を回収する → お金を投資する →
この繰り返しだということです。そうすると、
この投資と回収が大きくなれば事業が拡大し、
この投資と回収が止まれば倒産する
ということが成立します。
これをよく見ると投資が常に先に出ていってますよね。
だから、お金は常に手元には残らないような仕組みになって
いるのです。
言い方を変えれば、
儲かっているから、お金が手元に残っていない
ということでもあります。
この法則を、動画解説しました。
まずは前編は法則と理由の解説です。
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