リスケから卒業する方法
渋谷区 恵比寿 の 税理士 上田智雄です。
先日、銀行の方と世間話をしたのですが、
やはり、最近。
借金の返済猶予(リスケ)を申し出る会社が増えていると
おっしゃってました。そして、
「リスケから卒業できる会社はごくわずか」
(正常に返済できる状態に戻れる会社はごく僅か)
なのだとか。リスケを申し出た後の会社は、
①リスケの状態のまま
②倒産
のどちらかのケースに至るのがほとんどらしいのです。
正常な状態に戻るには、景気低迷の中、
今まで以上の業績向上が必要となり、
ビジネスモデルの改善や、血のにじむようなリストラの努力。。。
簡単なものではないはずです。そこで、
数多くの会社を見てこられた銀行マンへ
「どうしたらリスケをしないですむのか?」
という質問をしてみました。 答えは、
「借入をしないことです」
まぁ、ごもっとも。。。
ごもっとも過ぎて、気が抜けてしまいますが。。。
確かにお金を借りなければ
そもそも、リスケ云々という話もあり得ません。でも、
納得できる部分もあります。
「お金が手元にあるという安心感は、経営の甘さにつながる」
という感覚です。 お金が手元から無くなって初めて、人は
本当に会社にとって必要なものは何か
を考えるざるを得ない状況に追い込まれます。
借金は時間稼ぎ
であります。
借金をして手元にお金があることで、
大切な事を考える時間を先延ばしてしまう怖さがあります。
借金をする前に、
今いちど、
「すべてをゼロベースで考えて、本当に必要なものはなにか?」
について、必死で考える時間を作っていきたいものです。