財務体質改善を急げ!繰越欠損金の使用制限 | 渋谷区 恵比寿 の駅前 税理士のブログ

財務体質改善を急げ!繰越欠損金の使用制限

渋谷 恵比寿 目黒 六本木 の 税理士 です。





日本の法人税率は世界でも最も高いレベルにあります。



日本の法人税の実効税率が40.7%


それに対し、国際水準25~30%





日本は、この法人税率の重さに合わせ、円高。



これでは日本で事業を行うには負担が大きく、


日本への投資も少なくなり、産業の空洞化が懸念されています。




その打開策として提示されているのが、法人税率の引き下げです。




平成23年度の税制改正の要望によると、


法人税を5%引き下げるという話がでています。また、



中小企業においては、法人税をさらに7%(18%→11%)引き下げる


という話もあります。





この減税は有難いのですが、


これに代わる財源確保の一つとして、


繰越欠損金の使用制限に向けられています。





繰越欠損金を簡単に説明すると、これは過去の赤字で、


税金計算上、将来7年間にわたり黒字から差し引けます。




この赤字である繰越欠損金が、これまでの1/2しか使えなくなる


という議論がされようとしています。





もし、これがそのまま実行されると、倒産若しくは税金を滞納する会社が


かなり増えるのではないと思います。




リーマンショックを経て、多くの会社が赤字を貯めこんでいます。



今、ようやくギリギリのところで黒字転換させたにも関わらず、


その累積赤字を消化する前に税負担がのっかると計り知れない


ダメージが起こると想像されます。



そうなると一大事です。





私が思うに、


日本は良くも悪くも優しい国家


かなり反発があり、法案成立は無いとは思います。




でも、もし成立するなら、、、





財務体質の改善と納税資金の確保が急務になり、


相当の覚悟が必要になります。




今後の動向が気になるところです。






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