銀行とのお付き合いは程ほどに
渋谷区 恵比寿 の 税理士 上田智雄です。
銀行から1000万円を借りるとした場合に、
「将来に備えて300万円の積立てをお願いします」
などと言われることがあります。
将来に備えて、、、?
確かに積立預金にお金を入れておけば、使う事が出来ないので
手をつけずに将来の備えにすることができます。でも、
その積立部分について自由がないので、実質的には
お金を借りていないに等しくなります。
このケースで言うと、積立て300万円部分は満期が来るまで
使う事ができません。よって、
実質借入額は額面1000万円から積立300万円を
差し引いた700万円となり、
年利3%の場合は、実質的には年利4.2%の借入れとなってしまいます。
計算 1000万円 × 3% = 30万円
700万円 × 4.2% = 30万円
また、基本的には禁じられていますが、時には
積立型の保険への加入を求められることがあります。
これも同じように、動かせないお金となり得ます。
銀行も商売です。営業担当者も営業ノルマが課せられています。
もちろん、お付き合いで便宜を図ってくれるかもしれません。
ただ、ここは冷静に!
資金の需要や調達コストも考慮した行動が必要になるかと
思います。