先日、映画『グレイテスト・ショーマン』を見てきました。
芸術に携わる仕事をしている人は、特にグッとくる、たくさんのメッセージの詰まった、とても素敵な映画でした。
人種や、 身分。そして、大多数とは違う、少数。
普段、意識していない部分に存在する、潜在的なものまで、人間はこれほど、誰かを、何かを、比べないと生きていけないものなのか、と改めて考えさせられます。
そして、本物の芸術とは何なのか。
嘘の芸術って何なのか。
芸術に上や下があるのか。
私が普段から携わられせいただく、アニメやゲームの仕事。そして声優という仕事も、他の芸術や職業と比較されることがあります。
随分理解されるようになったけれど、それでも悔しい思いをしたことも過去にはありました。
そんなことを思い出しながら、主人公P.T.バーナムさんの『最も崇高な芸術とは、人を幸せにすること』という言葉を噛みしめたのでした。