最近めっきり大盛りガッツリ系に拍車がかかっているバーミヤンさんです。
今行われているフェアもガッツリ系ばかり。素晴らしいです。
すっぱい・辛い・冷たいというキャッチフレーズに魅かれて『広島流肉盛り辛つけ麺』を注文・・・したのですが、なんと麺が品切れ。
作れることは作れるけれど、冷やし中華と同じ麺を使いますという説明を受けました。
「それはどうなんでしょう?やめた方がいいですかね?」
「う~ん・・・そう・・・ですねえ・・・」(何とも言えないといったような感じ。)
感じの良い店員さんがとても困っておられたのでじゃあ、と『汁なし花椒担々麺』に変更いたしました。
・・・が、ファミレスマニアとしてはイレギュラーなものを食べられるってちょっとチャンスだったのでは!?と少し後悔。
ただ恐らく二度と食べることが出来ないものをご報告しても仕方がないですし、ちょっと面白い展開ではあったので残念ですが、まあ良いでしょう。
ではこちら。『さっくり鶏パイコーの汁なし花椒担々麺冬瓜スープのセット』です。
バミ屋さんのこういうスープはセットについてくる飲み放題のスープと違って美味しいのでオススメです。
メインはこちら。冷たい麺になります。
メニューに「クリスピー食感の鶏パイコー」とありまして、唐揚げは衣がかなりザクザクというかバリバリというかガリガリというか、正直結構硬いです。
私は唐揚げの衣は軽い方が好きなのであまり好みではありませんでした。
それに意外と味が薄いです。
味が薄い上に衣ガリッガリのから揚げをたれに浸したかったのですが、たれの量はわりと少なめでそうもいかず。
お醤油、お酢、コショウで自力でつけだれを作っていただきました。
上に乗っているその他の具は青ネギ、もやし、それと挽肉や筍、シイタケなどを合わせたもの、担々麺に入っていそうなやつですね。
たれはごまだれが下の方にたまっています。
全体的な味としては挽肉の乗ったごまだれですからまあ想像通りで、もやしのおかげで結構さっぱりしています。
唐揚げが乗っているのでバランス的にはちょうど良いのかも。
花椒で少し変化が出ますが、やはりなんだか普通なので、ラー油やお酢なんかをガンガンかけたくなります。
ちなみに連れが『もっちり太麺のとろ玉麻婆焼きそば』をいただいており一口もらいましたが、もっちり麺をしっかりと焦げ目がつくくらいに焼いてあるのでもっちり感があまり無く、不思議な食べ物でした。
温泉卵が乗っているのですが、温泉卵を混ぜてしまうとせっかくの麻婆豆腐の味が薄くまろやかになりパンチが薄れます。
そのため、こういうメニューの温玉は別売りにすべきだと私はいつも思うのです。
それからこちら、連れが頼んでいた『ザンギ甘辛ダレ(小)』
(小)ですがでかい唐揚げが2個です。
夢庵の唐揚げを想像していると痛い目に遭います。
左側の1個が多分幅15センチはあったような?
甘辛ダレはかなり甘いです。
デザートは『プッチンプリンアフォガード』です。
まずはメニューのスクショをご覧ください。
ね?なんじゃこりゃ!?って思いますよね!気になりますよね!
アフォガードですから、こちらに温かいコーヒーをかけていただきます。
ものすごい謎食べ物ですが、ドリンクバー付きなのでお得です。
試してみました。
↓実物です。
・・・・・・・・・・うん。
そうかそうか。
まあそうだよね。
プリンの王様であるプッチンプリンさんが大変なお姿になられています。
とても可愛そうなお姿に・・・・・・・・・・・・。
いただいてみると、お、お、美味しい・・・!
私は冷たい食べ物が大好きなのですが、某回転寿司で以前ちょくちょくレーンの始まる一番最初の席に案内されていたことがありまして、たまたまだったのですがその時にプリンを頼むと少し中が凍っていてものすごく冷たくて美味しかったので毎回4個くらい注文していたのを思い出しました。
凍らせたプッチンプリンさんは完全にカチカチにはなっておらず、アイスクリームほどの固さですごく冷たくてとても美味しいです。
その下の下にあるなめらかバニラアイスも気になっていたのですが、こちらは????な味でした。
確かに味はバニラアイスなのですが、泡だて器でかき混ぜたような、妙な食感です。
溶けたバニラシェイクのような?
これは微妙です。
そしてその中にはタピオカ。
タピオカは私は15年ほど前に横浜中華街でタピオカ入りミルクティーだかを飲んで激マズだったので、今とても流行っていますがそれ以来口にしておりません。
なんで激マズなのに流行っているのか?と、タピり報告がツイッターで流れてくるたびに憤慨しているくらいなのです。
その時食べたタピオカはなんだかよくわからないぼそぼそした食感でした。
それ以来のタピオカ。
ええもう正直に言います。
このメニュー、「絶対不味いだろ」という予想で注文いたしました。
バミ屋何を血迷ったかと、お前そんな奴じゃなかっただろと、長年の戦友を諫めるような、そういう姿勢で戦いに臨んでいたわけです。
しかし、口に入れた15年ぶりのタピオカはもちもちとグミキャンディのような食感で、まあまあ美味しい。
あれおかしいな?
連れに15年前のクソ不味いタピオカの話をしましたが、タピオカは元々こういうものだと言います。
私が食べたタピオカがたまたまおかしなものだったのでしょうか。
激ウマなプッチンプリンさんに微妙なバニラアイス、まあまあ美味しいタピオカに必要だったかよくわからないミックスベリー。
ここになんとさらにホットコーヒーをかけるのです。
なんじゃそりゃ!
さあ!覚悟を決めていきましょう!
ドリンクバーから恐る恐るカップに半分ほどのコーヒーを注ぎ持ってきました。
はい!美味しい!
私の負けです。完敗です。ごめんなさい。
私はコーヒーは普段飲みませんが、このカオスをコーヒーがよくまとめてくれています。
微妙なバニラアイスの微妙な溶け・・・じゃなくてクリーミーさも、恐らくコーヒーをかけた時になじませるためなのかもしれません。
これ考えた人は天才かもしれませんね。
長年の戦友はやっぱり凄い男だった!嬉しい気持ちで帰路につきました。(バーミヤンさんは擬人化したら男性だと思っている。)
おススメ度★★☆☆☆
コスパ★★★★☆
アフォガードだけだったらおススメ度5コスパ5です。
中華のデザートにしてはかなり濃いですし他のと全然毛色の違う、言ってしまえば色物のようなメニューですが、ぜひ試してみてほしいです。