そらの子育て日記 -9ページ目

そらの子育て日記

日々の子育ての記録

五年くらい前にネットで読んで
よく思い出していた、
「タモリさんの仕事論」

少し前にも書いた気がしますが、
また思い出していたので、
記事に残しておきます。


「笑っていいとも!」でタモリが漏らした仕事論。
「自分の中で『これくらいの力がついたらこれくらいの仕事をしよう』と思ってもその仕事は来ない。必ず実力よりも高めの仕事が来る。それはチャンスだから、絶対怯んじゃだめ」。
以前、萩本欽一も言ってた。
「やりたくない仕事しか来ない。でも運はそこにしかない」



どんな職業でもあてはまることだと思いますが
タモリさんが言うと説得力ありますね。


これを繰返しながら、
少しは進歩しているといいのですが(^_^;)
(逃げちゃったことも…ある…。)






先週は日本舞踊のお浚い会でした。

練習不足でヒヤヒヤしましたが、

藤間扇松師匠がおっしゃった

楽しく!

という言葉を胸に

楽しませて頂きました。




この着物はお師匠さんに頂いたものです。

上品な色と見事な刺繍で、とても気に入っています。
大事にしようと思っています。
(ちょっと太ると着れなくなりそうなので要注意です!)


いつもお師匠さんはじめ、

同門のお弟子さんや家族に支えられて、

なんとか続けさせて頂いております。

ありがとうございます(^^)


先日、面白い気づきがありました。

長男があるイベントに参加することになりました。

初めての場所で、初めての人たちに会います。

私は夫に、

「○○(長男)、大丈夫かなぁ。

人見知り、場所見知りするから…。」

と言ったら夫は

「大丈夫でしょ。

○○、外面よくて、他人には愛想いいから」


えー
全然ちがう印象!

結果的には、長男はイベントで、

最初はモジモジ

でも途中からどんどん調子にのって

大はしゃぎでした。


どちらも、長男の性格の一面をとらえてはいたのですが、

私はどちらかというとネガティブな、

心配な面にフォーカスし、

夫はポジティブな面をとらえていることに気づきました。

私自身が少し人見知りなので、長男のそういった部分が、より気になるのかもしれません。


母勉の講座でもよく、親の思い込みが実は杞憂であったというお話をよく聞きます。

まだ早いと思っていた、出来ないと思っていた

カードで遊ばせてみたら、思いのほか

楽しんであそんでくれた!

など…。

きっと親のなかに、

これは難しい

できなくてがっかりしたくない

…そんな思いがあると、必要以上に

挑戦を戸惑ってしまうのかもしれません。

やらせてみないとわからないのに。


様々な経験は自分を成長させてくれますが、

時に不要なフィルターを作ってしまうこともあるようです。


特に子供に関しては、

不要なフィルターは取り除いて

可能性を信じてあげたいなぁと感じました。





科学的な評価が難しいと考えられていた教育を経済学の分野で研究した結果は強いインパクトをもたらしました。

こういった成果を見て私たち一般の母が思うのは、

この研究結果を我が子に生かしたい!

エビデンスのある教育を我が子にも受けさせたい!

ということだと思います。

検証結果で明らかになっている


クリップ「勉強しなさい」と言うのは効果がない

クリップ親の家庭での学習への介入が高いほど学力があがる

クリップご褒美は有効


といった結果は取り入れやすいですね。



インパクトが強いのはやはり、アメリカのヘックマン教授が40年にもわたり


追跡調査した研究成果でしょうか。

【対象】 3-4歳の低所得世帯の子供

【方法】 ペリー幼稚園での教育を受けた群と受けなかった群に分け、追跡。
     40歳になった時点での学歴、収入、持ち家率などを比較

【結果】 教育を受けた群は学歴、収入、持ち家率がより高かった。

     この結果を「社会収益率」として推計すると、幼児教育は非常に高い社会収益率を示す

     

     6歳の時点での親の収入で子供の学力に差がでる

     

     「非認知スキル」(セルフコントロ-ル力、やりぬく力)が人生の成功に関係する



ヘックマン教授以外にも、幼児期にこそお金をかけて教育すべきという研究がたくさんあるそうです。


では、どんな教育をしたらいいのか?

となると、そこはまだぼやけた印象で、今後さらにエビデンスが蓄積されていくのが待たれます。


また、こういった結果を参考にするときに、海外の研究結果を日本で鵜呑みにしてもいいのか?


という問題もあるかもしれません。

ヘックマン教授は、貧困層の3-4歳児に就学前教育を与えました。


アメリカの貧困層は義務教育になる前の就学前教育(日本の保育園や幼稚園年少)には


ほとんど通わないと聞いたことがあります(違ったらすみません)。

もしそうなら、ほとんどの子供が3-4歳には幼稚園または保育園に通う日本とは


大分事情が異なる気がします。

やはり日本での大規模な研究の結果が待たれます。



医療の分野では、海外の研究で「エビデンスがあった」という治療法は日本でもほどなく取り入れられ、


効果を発揮します。

医療の分野で検討するべきパラメーターは、主に、


年齢、性別、体格、既往歴、家族歴、その他血液データなど
で、

比較的数字化したり、有り無しの判定がしやすいものです。

そのため治療法も「マニュアル化」されやすい傾向にあります。



一方、子育ては、年齢や性別、世帯収入のほかに、

生まれた国、家庭環境、思想、兄弟順位、経験する出来事、交流関係…などなど


様々な要素が複雑に関係しているのではないかと思いますので、


集団の結果を個人に当てはめていく上で、それが適切か、


やはり個人個人考える必要があると思います。

(未来にはマニュアル化されたりするのかもしれませんが)




というわけで、すばらしい研究成果の活用できそうなエビデンスは取り入れつつ、

子供そのものをよく観察して、


母のカンを頼りに^^;

今後も「専門家個人の意見」や「先輩ママの意見」もどんどん取り入れていこう!

と思っていますので、皆様ご指導よろしくお願いいたしますm(_ _)m

長くなりましたが、

最後に研修医時代の経験をお話します。

研修医になりたての頃、非常にシビアな(治癒率の低い)患者さんを指導医と一緒に担当しました。

エビデンスに基づいた治療方針をたてたこと、


そしてその治療をした場合の五年生存率(20%)を伝えるよう指導医に言われました。

想像できますか…

ベテラン医師に言われるならまだしも、

医者になって1年そこらの若造に宣告される患者さんの気持ち…。

私(かなりビビっている)に指導医は言いました。


「この五年生存率はあくまでも、集団を対象とした研究の結果であって予測値ではあるけれど、


あなた(患者さん)個人の確率ではないと必ず伝えて下さい」

と…。


こういうことを言う医師はあまりいないと思いますが、


この言葉は確かに患者さんを支えてくれました。

臨床現場にいる医師は

集団の一部として患者を診るのではなく、あくまでも個人として患者さんを診ています。

子育ても色んなデータを参考にしつつ、


親としてはやっぱり、我が子をよく見ることにつきるのかなぁと、思います。

(できてるかは別として・・・^^;)



(あくまでも個人的な感想であり、また理解不足な部分がありましたら申し訳ありません)







医療界では、「エビデンス」という言葉が定着して久しいですが、



最近は教育の分野でも「エビデンス」が定着しつつあります。



<EBM(evidence-based medicine)=科学的根拠に基づく医療>


医師の個人的な経験や慣習などに依存した治療法を排除し、

科学的に検証された最新の研究成果に基づいて医療を実践すること。


大規模な標準化した集団を対象に研究した結果などが重視され、

「専門家の先生が経験からこういっていた」というのは、エビデンスが低い、と今では考えます。


この考えにより、医者の経験等による治療の違いというのが是正され、質の良い医療をどの施設でも受けられるようになってきたと考えられています。



しかし、研究結果というのは、例えば、


「この新薬を20日間投与した集団は、従来の薬を投与した集団より2倍治癒率があがった」


というもので、その治癒に至る「過程」というのは、現場では患者さん個人個人、違いがあってもおかしくはありません。



そこは、「医者の経験や勘どころ

が必要になる場合があります。



例えば、エビデンスで効果がある(=エビデンスのある)薬を使っていて、

むしろ患者さんの容態や検査結果が悪くなった時。



・効果がないとしてすぐに他の薬に切り替える


・今の薬を継続する



という選択をするときに



・実は、この薬は使い始め一時的にこのようなことがまれにある、
と経験的に知っているので、もう少し継続してみる


とか


・容態悪化の原因が他にあるかもしれないから、
それを調べた上で判断する



などといったことが大きな判断材料になります。



そのあたりのさじ加減はやはりEBM医療にあっても経験や勘を鍛えなければいけません。また、常に新しい知見を取り入れる努力も必要です。



きっとそれが上手い医師が、最短距離で患者さんを回復できる名医なのかな、と思います。




子育ての「エビデンスのあるなし」をどう科学的に判断するか。



学力テストの結果、偏差値、進学大学など色々考えられますが、

「収入」

は数字的に判断しやすく、教育のエビデンスを言う上で使われているようです。



「優しい人」など性格的な部分も大事でしょうが、結果としては評価できませんね。



私自身はまだ子育てまっただ中で、どんな「結果」になるかはわかりません。



でも、「エビデンス」というものをどう考えて使っていくか、医療での経験ももとに考えてみたいと思います。




教育のエビデンスについて次回に続きます。





母勉創始者 小室尚子先生の

子育てに役立つ無料お役立ちメルマガ、

お申し込みはこちらから

https://www.agentmail.jp/form/pg/983/1/?kawa