投資だろうが投機だろうが(ギャンブルでもいいが)勝つには元手が多い方がいい・・・ではなくなければならない。

だから、富者は益々富み、貧者は貧しいままで、中産階級はいつか(欲目を出せば)没落する。
だから少なくもコツコツ百姓投資が一番。
ある程度元手が出来れば・・・なあ何に投資をしようか?

一番旬なのが、クラウドファンディングサービスの活用。

この映画も、クラファンの手法をささやかながら採用しています。
ということでリターンの確実性を加味しながら、色々調べるに(笑)・・・・ありました!


正義への投資


大きなリターンが高い確率だけでなく「正義・・・目隠しをし天秤を持つ女神の事」の実現にも貢献できるのです。
これは素晴らしい。免罪符にもなります(笑)
もっとも、短期投資じゃありません。
五年程度の中長期投資ですから、じっくり腰を据えて、我慢の子となり札束が雨のように降ってくるのを待つのです。



懲罰的損害賠償請求訴訟は、能力と資力があれば勝てる可能性の高いビジネス事案である。
上手くいけば、訴額の勝ち取り分の半分くらいは弁護士チームの懐へ
しかし、数年間にわたり数百万ドルは先行持ち出しだし、負ければ元も子もない。
財政基盤の脆弱な代理人相手だと、持久戦に持ち込み兵糧攻めってよくでてきます。
そこで、この仕組みで訴訟費用負担に投資し、賠償金でリターンを得ようって投資手法。
どの訴訟にどれだけ投資するかは、仲介コンサルタント会社のアドバイスに従うなりお任せのようです。
ちゃんとしか、、、かどうかは知りませんが、裁判費用立替投資会社がゴロゴロあり、
行き場を失った投資マネーが蠢いているらしい。

問題は運用成績なのですが、よく分かりません(真剣に探せばあるのでしょうが・・・)
しかし、巨大訴訟を扱うローファームや弁護士が我が家の春って暮らしぶりを見れば・・・得意満面なんですから結構儲けているはずです。
ローファームサイドからすれば、資金負担分担の側面もありますが、敗訴リスク保険のようなものでもある。



ジョングリシャムの最新作「汚染訴訟」


オリジナルタイトルは、、、灰色だか茶色の山
若手のアソシエイトの成長物語っていう定番モノでその限りでは食傷です
金ピカのビッグファームからストリートローヤーへの転身も過去からのよくあるパターン。
ちょっと新機軸は、ヒロインの父親
辣腕の航空機事故の巨大訴訟代理人をやっていたが、成功報酬のネコババがバレて、弁護士資格剥奪。
しかし、A国で発生したB国民が乗ったC国の航空会社の事故をアメリカの連邦裁判所で争うって
どんな理屈かね?
搭乗約款で、合意管轄や準拠法、陪審員裁判排除とか縛りいれてるはずですが、
アナ探しがうまいのでしょう。
ともあれ、そこでヘタレては元弁護士のプライドでは務まらない。
同病あい哀れむようなメンツを揃えて、コンサルタント業を始め今や飛ぶ鳥を落とす勢いという設定(笑)

アメリカ法だとどうなるか詳らかにしませんが、非弁行為の該当性って考えちゃいますが。

日本法だと

弁護士ニ非ザル者ハ
報酬ヲ得ル目的ヲ以テ
他人間ノ訴訟事件ニ関シ又ハ他人間ノ非訟事件ノ紛議ニ関シ
鑑定、代理、仲裁若ハ和解ヲ為シ
又ハ此等ノ周旋ヲ為スヲ
業トスルコトヲ得ズ(以下略)

この父親のビジネスモデルは日本だと合法みたいです。
彼等がやるのは投資の斡旋
訴訟費用出資会社そのものでもありませんから、出資法や金融商品取引法には、、、
あまり詳しくないので、略。
仲介だけだから、出資法違反には多分ならない。

しかし、残念ながら倭國には懲罰的損害賠償は認めていない