Farewell, My Lovely



なんと訳しますかなあ?

映画のポスターでの邦題は、清水俊二さんの訳。

ほかには、ハルキの新訳がありますが、、、


さよなら、愛しい人


ハルキ版のフィリップマーロウをこよなく愛するアタシだが、、、このタイトルはなぁ(^^)

やはり、文語調の硬派感が、、、ハードボイルドなんだから(^^)


オリジナルの刊行は1940年。時代設定は30年代後半だと思います。

しかし映画化の際には、1941年、、、そうディマジオが連続安打記録更新中の頃。マーロウも気もそぞろ、、、じつによくわかる。




実を言えば、この更新不可能と言われる連続安打記録(56だった!)をもしかしたら翔平くんなら、、、って(^^)

ホームランの数に一喜一憂なんかしないで、そっちを狙って欲しいなあ。

ちなみに、イチロー氏のMLB記録は27だし、倭國は高橋慶彦さんの33



ハードボイルドの割にはプロットが単純でとっつきやすい。ヒロイン役は。あの綺麗な綺麗な頃のシャーロットランプリング(いまでも凛とした老女で登場します)

エンドクレジットで確認できますが、スタローンがほんのちょい役で登場。

売れない時代はポルノ男優だったので、それらしい役柄でしか起用されなかったのは気の毒。もっとも彼はその「黒歴史」を恥じいてはいないらしい。身を捨てても映画界の片隅で生きながらえて今の成功を勝ち取ったのですから、、、



まことに紛らわしいが「さらば愛しい人よ」って、似て非なる邦画があります。

こんな感じらしい