昨日は吉田晴乃記念 「私たちの新しい成長のカタチ」 に参加しました。

オンライン開催で海外からの参加者も含め230名余り。同時通訳もあるZOOMを利用したイベントは初めての経験でした。

参加費は3,000円でしたが、それ以上に得るもの(刺激、エンパワーメント)が大きいイベントでした。

 

吉田晴乃さんの生前の言葉などを検索してみると、自分が大切にしてきたこと、経験上学んだことを裏付けてくれる言葉が多くありました。特に「意志あるところに道あり」は言葉の力強さ(言霊)を感じます。

・意志あるところに道あり(座右の銘。正確には、吉田さんが子どもの頃、試験で大失敗した後のお母さんの置手紙)

・(子どもに)「真剣に生きる後ろ姿」を見せる

・危機的経験から得る力はとてつもないレジリエンシー(精神的な回復力)となる

 

さて、昨日の分科会では地方創生をテーマに徳島市長の内藤佐和子さんがスピーチしてくれました。

内藤さんは2か月前に史上最年少女性市長として誕生しましたが、難病をお持ちです。

吉田さんとお会いした時に言われた「あなたみたいに普段は守られている人たちがタックスペイヤー(納税者)になれたらいいわね」という言葉に強く共感し、吉田さんが亡くなった後、自分は何をすべきかを考え、徳島市長選に立候補したとのこと。

内藤さんの話で一番印象に残ったのは、「行政は『困っているから助けてください』」という発信をすべきだとの話。

苦手なコトは隠さずにオープンにして、外部にお任せする勇気も持って欲しい。

民間が信用できないなら、シビック(市民)とソーシャル(社会貢献)の視点から、それをチェックしてもらえばいい。

徳島市では、実際に「助けてください!」と発信したところ、早速日本有数の企業2社が得意分野を活かし、課題を解決したいと手を挙げてくれたそうです。

 

あと、ポストコロナは地方が直で世界に発信できる、繋がれる時代とも。

確かに、上田が世界に発信してもいいんですよね。いろいろと本当に勉強になりました。

 

上田はいつから変われるか。今はその過渡期なのか。

一番近くでしっかり見守っていきたいと思います。