今年も行ってまいりました、真田まつり2019
春の上田真田まつりのパレードで、
婦人会の皆さんがとても美しく揃って踊っている写真を拝見していたので、
雁金をどり伝承師はもう必要ないかな~と思っておりましたが、
今年もちゃんとお招きいただいて、ありがとうございました
この夏のおまつりに関しては、もう恒例ができていまして、
まずは山家神社に雁金をどりのご奉納、
そして汗にまみれた浴衣を着替えて、
公園での盆踊りの本番、
それから蕎麦処「佐助」で打ち上げ、
翌日は上田観光でブログの取材と、こうなっております
14代ご当主、真田幸俊さん(現在は慶応大学教授)と宮司とパチリ。
そして公園での本番です
まずはおもてなし武将隊の幸村さんに紹介されて、短いトーク。
昨年までは私も雁金をどりを広めるぞ~と肩に力が入っていて、
皆さんに踊りばかりか、歌詞も覚えてくださいと言い放っていましたが、
今年は暑いし、もういいか~となって(笑)、
歌詞を覚えていただくのは、あっさりやめました(笑)。
それで、ご自分の踊りたいように踊ってくださ~いと呼びかけたら、
これが功を奏したのか、昨年よりは皆さん楽しそうでしたね。
何と言っても、盆踊りですから。
最近、気がついたんです。というより、改めて思ったんです。
盆踊りは「トランス」なんだって。
そもそもが簡単な振り付けですし、見よう見まねで踊っているうちに、
その単純な手足の運びの繰り返しが、
私たちの脳に、ある「集中」を呼び起こすんですね。
だんだん自分しか見えなくなってきて、
周りが気にならなくなってくるんです。
そしていつまでもいつまでも続けたくなる。
その時、思考が止まるというか、余計なものが入って来ないので、
「動く瞑想」とでもいうような、脳に風が吹くような、
すごく気持ちのいい状態になるんですね。
盆踊りで、まだこれを経験していない方は、
日本人に生まれて、一つ損をしています(笑)。
ということで、これを味わってもらうべく、
今回はあえて、私もやぐらの上で黙って踊りました。
これも好評だったようです
伝承師も、少しずつ学んで進歩しているわけですね
ご参加の皆さん、ありがとうございました~