こんにちは。

行政書士の上田です。

相変わらず慌ただしくしていて、ブログの更新もなかなかできずにいます。

 

具体的に何をしているかと言いますと、まずは、先月ある方の成年後見人に選任され、後見業務で文字通り走り回っています。

また、この時期は総会ラッシュです。

執行部としては、先月の大阪府行政書士会阿倍野支部の定時総会及び大阪行政書士政治連盟阿倍野分会の大会があり、今月には法人研究会の定時総会がありました。

一般会員としては、女性行政書士大阪会(れいんぼ~会)の総会総会に出席し、法務研究会の総会にも出席予定です。

そして今月は、大阪府行政書士会の定時総会及び大阪行政書士政治連盟の定期大会があります。

総会が終了した団体では、新体制も始まり、より慌ただしくしています。

 

 

暑くなりました。時期に合った服装の用意が大変です。

 

とにかく今はすることが多いです。

何とか元気に乗り切りたいです。

 

 

さて、学生時代から毎日読んでいる聖書ですが、一昨日5月17日はルカの福音書の第15章でした。

私の出身校はミッションスクールだったので、礼拝や聖書の授業がありましたが、このルカの福音書の第15章はよく取り上げられている箇所の一つです。

今回読んでみて、今まで気にならなかったことが気になりました。

 

このルカの福音書の第15章は、キリストが語られた三つのたとえ話です。

一つは、失われた羊。

二つ目は、失われた銀貨。

そして三つ目の話は、いわゆる「放蕩息子」と呼ばれている話です。

今回、この放蕩息子の話で、その放蕩息子の兄が気になりました。

 

父親から生前贈与を受け、その財産を持って家を出た息子は、財産を使い果たしてしまいます。

生活に困った息子は、父の元に帰り、雇人の一人にしてもらおうと考えます。

しかし、息子を見つけた父親は、息子の帰還を喜び、歓迎します。

 

この家にはもう一人、息子がいました。財産を使い果たして帰ってきたこの息子の兄です。

仕事から帰ってきた彼は、父が弟の帰還を歓迎しているのを見て、機嫌を悪くします。

 

彼はずっと父親の元で一生懸命働いていました。湯水のように父親の財産を使い果たした弟とは違います。

でも、兄は、父親に歓迎された弟に嫉妬をしてしまいました。

 

真面目に働き、父親に仕えていた兄もまた、弱いところや汚いところがある人間でした。

弟は自分の過ちにより、自分の罪を自覚し、それを許してくれた父の愛を知りました。

兄は自分自身について理解ができていなかったかも知れません。

しかし、どちらの子供も、父親は愛しているのです。

 

今までこの兄のことは気にならなかったのですが、今回、気になって、色々と解説を読んでみました。

自分の中にある弱さ、汚さ、悪いところを知ることでこそ、自分に向けられている愛を知るのではないでしょうか。

そのことを改めて学ぶことができました。

 

毎日忙しいですが、どれほど忙しくても決して心を亡くすことなく、日々成長をしていきたいですね。