自分の漢方は煎じ薬で飲んでいます。 | ようちゃんのワクワク・ゆっくりブログ

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自分用の漢方は煎じ薬で飲んでいます。アップ


     


煎じ薬は生薬を水に浸して煮出したものです。!?


漢方本来の飲み方です。葛根湯などの「湯」と名の付くものは、

煎じ薬で服用すると最も効果を発揮します。本来の形なので、

液体ですから体への吸収が良く、有効な成分を吸収しやすいし

服用の時や、煎じている時の香りも薬効の一つです。煎じ薬そ

のままの味が味わえ、味も薬効の一つです。


漢方処方の効果効能そのままですので煎じ薬の効能を最も発揮

します。また、味や香りも漢方薬の大切な構成要素です。


漢方薬の内容の構成生薬は、野菜果物と同じように、質の良い

ものとそうでないものがありますので、価格はもちろん、効果

も大きく変わります。


また、料理の種類によって野菜の切り方が違うように、生薬も

切り方(刻み方)で効果が変わってくるわけです。


エキス製剤は煎じ薬を調製した後に水分を除去して得られるエ

キス粉末に賦形剤を加え顆粒剤などにして製剤したものです。


厚生労働省の通知には、「エキス剤の指標成分含量は煎じ薬の

70%を超える事」と記載があり、煎じ薬が基準で、エキスにす

ると効果が30%以上落ちると示唆しています。化学的に顆粒に

したもので、体への吸収が煎じ薬に劣ります。製薬工場にて製

造するので、手元に来るときには香り成分がほとんど無くなっ

ています。


また顆粒状になっているので、煎じ薬などに比べ味がしない。

工場で製造する際に、熱分解や精油成分の揮発など、有効成分

の減少は避けられないでしょう。保険が適応されているものは

生薬の値段を国が決めていますので高い生薬を使うというわけ

にはいきませんね。