約50年前の古屋敷から顔を出していたおかみさんから問いかけられた言葉
「私達のルールはご存知でしょうか」
大学の学生課から渡された案内書のFREE FAMILIA募集にひかれて出会った怪しげなおかみさんは主人公をリラックスさせようと寝そべって話し始めたのだった。
「私達FREE FAMILIAは血の繋がっていない家族なんです。血縁関係がないので、お互いどういう行動をとっているか知らないし干渉し合う事もございません。」
。。。ただし今古屋敷の家族が大きく変わろうとしている。何か強力な意思がFREE FAMILIAメンバーの中で働いているように思えるのだ
「ゴンタロウをみんなで探そうLet'sGo」
夏が訪れる兆しを感じる日に主人公そしてFREE FAMILIAのメンバーは必死になって古屋敷の外に飛び出して汗を流しながらゴンタロウを探し始めたのだ。
多和田紳士は無理をせず自分のペースで、ゴンタロウやぁ〜。ゴンタロウと辺りに呼びかけながら見回している
犬飼姉妹もほほを腫らせる出来事があったにせよ、お腹をすかせているのも忘れてゴンタロウを真剣に探していた。
おかみさんは今までにない協力的な姿勢のFREE FAMILIAメンバーを見守りながらゴンタロウが道をさまよっていないかお腹をすかせていないかいろいろ気にかけていたのだった
そしておかみさんがメンバーの方へ血相を変えて着物を振り乱して走っていった。
「みんなついに見つかったのヨ」
。。。。。。しかしおかみさんが抱いている犬はゴンタロウではない!!あの犬ではないですかいな
ジージー♪
ジーッと見つめ合うほどお互いを想っていた犬が何故かおかみさんの腕の中に。
「ゴンタロウを探してたら可愛い犬を見つけちゃって思わず持って帰ってきちゃったの」
「おいゴンタロウを探してたんじゃなかったのか!!」
「そうネおかみさんその犬とても可愛いじゃない」
メンバーの意見は様々だが、総じてみんなおかみさんが抱いてきた犬に好意を寄せていたのだった。
その犬に気を取られているうちに・・・
古屋敷の食堂にゴンタロウは戻ってきていたのだ!!
おかみさんの提案が叶い、可愛い犬も満場一致でFREE FAMILIAの仲間入りをすることになったのだった。
WOWOW♪ゴンタロウ!!もういつでも触れ合えるんだNe。
可愛い仲間も加わり、今度は主人公と犬飼玲奈の提案で全員で記念写真を撮ることになった。
「1,2,3ハイチーーーズ」
新しいFREE FAMILIAの門出に読者の皆さんも乾杯しようZei
2年間に渡って続いたFREE FAMILIAの物語はこれにて終了でございまーす
物語は終わっても心の中にメンバーは生き続けてると信じて、それではまたね