野田総理はきっと参加するというだろう
それしか野田さんには選択肢がない
ここ数週間、TPPの論議がマスコミやインターネットを賑わした
明らかにマスコミは賛成、推進の偏向があったと思うが
政治家の失言を追いかけるような程度の低い報道に比べれば
みんなが日本の未来を真剣に考えた
その中で
「農業が崩壊する」
と何度も繰り返されたが、日本人は全体としてホントにそのことを
心配してるのだろうか
農業を少しでも知っている人なら、わかるはずだ
「農業はすでに崩壊している」と
福島原発の風評被害(風評だけではないが)で、多くの外国人が日本を去った
東北はもちろん、茨城県をはじめとした関東地方の農業研修生という名の
外国人農業労働者ももちろん帰国し、多くの農場では人手不足に陥った
どんなに機械化しても、人の手が必要な農業は、外国人の助けがないと仕事が回らない
そもそも「技術研修生」は、工業分野のために作られた制度である
それを農業業界がごり押しをして、農業研修生を制度化した
工業分野であれば、雇用保険、労基法をはじめとした管理に手馴れている受け入れ事業所が
ほとんどだが、農家はそういう訳にはいかない
それを無理やり、農業分野にもあてはめた
農業従事者の平均年齢が60歳を超え、70歳に近いこともよく知られている
外国人労働者と高齢者に支えられている産業が、健全だとは思えない
つまり「崩壊している」のだ
TPPに参加しようが、参加しまいがこのままでは日本の農業はなくなる
それでいいのか、という話だ。
農業はなくしてはいけないだろう。しかし「農協」はなくなってもいい。
ここまで日本の農業をだめにした責任もある
TPP反対、賛成で熱くなったエネルギーを、日本農業の再生に向けるのが次の段階だ