こんばんは、「ビッグバンセオリー」を見ていたら三連休最終日終わりかけでしたさっさーです。
(今度感想書きます)
さて、トラウマを面白おかしく語れるかチャレンジ第1回「絶え間ないバイオレンス! 中学バレー部事件」の続編です

第1章、第2章はこちらから。
【第3章 多様】
一度本性を現してからの先生はすごかった。
練習メニューが厳しいのはまだ良い。
毎度死にかけになりながら走り回って、水筒2本持ってきてゼーハー言いながらお茶を飲んだのはまだ良い。
それより何より、とにかく怖いのだ。
暴言も暴力も、多種多様に及んだ。
「死ね!」「殺すぞ!」「やる気あるんか!」「帰れ!」「ふざけとんか!」「おい!」「〜だろうが!!」.....
暴言を受けて肉体的な痛みは生じない。
ちょっと鼓膜が普段より振動するだけで、その一瞬を耐えればなんとかなる。
ただ暴力は別だ。
ビンタ、ゲンコツ、ボールを投げつける(先輩鼻血出ちゃった...)、フラッグで殴る、マイクで殴る、スリッパで殴る、蹴る、部員の頭と頭をゴッツンコ....
体罰の宝石箱や〜と頭の中の彦摩呂は盛り上がっているが当事者はそうはいかない。
なんで動物でもないのに痛みで調教されないといけないんだ、と中1ながら思っていた記憶がある。
特にボールを投げつけて鼻血が出た部員に対し、「さっさと(鼻血を)止めて練習戻ってこい!」と激昂したのには驚いた。
真っ赤になったトイレットペーパーを鼻に詰めて先輩が練習に戻ってきた時、「今何時代や...」と思わずにはいられなかった。
【第4章 理不尽①】
印象的な事件がある。
ある日の大会、我々のチームは第2章で紹介した中学に敗退してしまった。
大会の会場が自分たちの中学校だったため途中で帰るわけにもいかず、会場に残ることになった。
コートでは自分たちを負かしたチームが試合をしている。
「俺たちに勝ったチームを応援しよう!」ということで、部員一同でそのチームを応援した。
先生が遠くから、そんな我々を睨んでいるのが不思議だった。
「おい!」と先生に呼び出された。
先生の元に部員が集まる。
何故か顔つきが異様に険しい先生。
「自分たちに勝ったチームを応援するとかどういう神経しとんじゃお前らは!!のぅ!!プライドないんか!!!!」
いやいやいやいや。
先生スポーツ漫画読んだことないのか。
自分たちに勝ったチームを応援してこそのスポーツマンシップじゃないのか。
例によって部長がビンタされた後、先生は一言「帰れ」とだけ言い残してその場を去った。
帰っていいのか?片付けは?
という疑問を抱えつつ、先生に逆らうわけにもいかないので部長の指示で全員帰宅した。
それが大きな間違いだった。
【第5章 理不尽②】
意図せず弁当を家で食べていた頃、他の部員から電話がかかってきた。
嫌な予感がしつつも、電話に出た。
「やばい。俺らが本当に帰ったから先生が超怒っとる。全員戻ってこいって。。。」
頭が真っ白になった。
今日は理不尽続きな1日だ...などと考える余裕もなく、急いで出発の準備をした。
全力で自転車をこいで学校に着いた頃には大会は終わっていた。
片付けも他校の生徒がほとんど終わらせてくれていた。
体育館の廊下で先生と部長が話している様子が見えた。
あ、またぶった。
部長はそのまま倉庫へ連れ込まれた。
「おい!お前何したかわかっとんか!おい!」
先生の怒鳴り声が倉庫から聞こえる。
ひっそりと、倉庫の中を覗いた。
ポケモン以外で往復ビンタする人間を初めて見た。
部長が泣きながら何度も、何度もビンタをくらっていた。
そこにあったのは絶え間ないバイオレンスだった。
怖くなって僕はその場を逃げ出した。
その時、その往復ビンタの様子を見ていた人間が実はもう一人いたのだ。
運営の手伝いに来ていた、部長の母親だった。
〜続く〜
中1の出来事なのに未だにこれほど鮮明に覚えているのは、それほどバレー部での経験が人生の中でも特異性を持っていたからだと思います。
こんなこともあったな〜と懐かしさを感じながらポチポチ綴っています(´・∀・`)
あと記事1、2個分かな!
盛り上がってまいりました!!!!
続きはこちらから。
次回も乞うご期待(´・∀・`)
ではでは。