「アメリカン・ハッスル」のジェニファー・ローレンス

「アメリカン・ハッスル」
監督：デヴィッド・Ｏ・ラッセル
主演：クリスチャン・ベール

「アメリカン・ハッスル」には個性的なキャラクターがいっぱい出てきます。演じるキャストも豪華で、どれをとってもハズレのない贅沢な作品です。

特に印象に残っているのが、ジェニファー・ローレンスが演じた主人公の奥さん。勝気で自分勝手な性格で周りを振り回す女性。こういう人、実際私の周りにもいるんですけど、関わるとかなり厄介でめんどくさい。

でもどういうわけか映画の中ではものすごく魅力的。彼女が出てるシーンはどれも面白かった。

やっぱり、ジェニファー・ローレンスは凄いなと。みんなが避けるような人物を、見事エンターテイメント化してみせるっていう。他の登場人物どころか観てるこっちまで振り回して、最後かっこいいな、と思わせるなんて、きっとこの人天才ですね（笑）

この作品、登場人物すべてクセのあるダメな人達ばかり。クリスチャン・ベールなんかもかなりの役作りで臨んでいるので見応えたっぷりで面白かったなぁ。