「ホワイトハウス・ダウン」

ホワイトハウスが襲撃される映画って他にもなかった?(2度目)
「エンド・オブ・ホワイトハウス」と、この「ホワイトハウス・ダウン」。同じ時期に公開されたので、どうしても見比べてしまう。

監督は「インディペンデンス・デイ」のローランド・エメリッヒ、出演はチャニング・テイタム、ジェイミー・フォックス。議会警察官と大統領のふたりがバディを組んでテロと戦うアクション大作です。

大統領ファンの娘のために大統領のシークレットサービスの面接を受けた議会警察官。結局不採用だったのですが連れてきちゃった娘とそのままホワイトハウス見学ツアーに参加。そこで武装テロに巻き込まれてしまい…。

どちらも、登場人物の設定は違うけど似たような話ではありますね。
ちょっと違うのは、こちらの大統領はけっこう戦ってました。主人公も単独ではなく仲間がいることで、ピンチの切り抜け方もかっこよく見えて楽しめました。
チャニング・テイタムとジェイミー・フォックスのコンビもなかなか良かったし、ちょっと笑えるシーンもあったりして、その辺はこちらの方が良かったかな。

「エンド・オブ・ホワイトハウス」でも裏切り者としてホワイトハウスの人間がひとりいましたけど、こちらでは主犯格としてホワイトハウスの人間が何人かいます。まぁひとりは結構早めに分かるんだけど、復讐みたいな感じだし、おじいちゃんだし許してやって~っていう複雑な気持ちになりましたね。だからこそもうひとり悪者を作ったのかもしれませんけど。

「ダークナイト」にも出ていたマギー・ジレンホールが、主人公の元恋人役で出演しています。
あと、主人公の娘役の女の子可愛かったなあ、映画の中でも大活躍でしたね。あと「扉をたたく人」や「アウトロー」のリチャード・ジェンキンスも出てますし。

アクションシーンも映像も、ド迫力で見ごたえありました。
「エンド・オブ・ホワイトハウス」と比べても、なんだろ、こちらの方が見やすかったかな。
もうこうなると好みなんでしょうけど、なんか違いますから、その違いを楽しむのもまた良しかと思いました。

どこかで見たことある的な感じもしないでもないけど、主人公は死なないというアクション映画の法則はきちんと守られているし、登場人物それぞれに続けざまにピンチがくるので、ハラハラドキドキしまくります。家族で楽しめるんじゃないかな。