「ウルフ・オブ・ウォールストリート」は、株式ブローカー、ショーダン・ベルフォートの実話を基に描かれた、マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演のエンターテイメント作品です。

レオナルド・ディカプリオの映画って昔はほんとに見なかったんだけど、ここ最近かなり見てるな。面白い作品が多いし、演技も上手いと思う。なんで今までアカデミー賞にノミネートされなかったのかが不思議。今作では主演男優賞ノミネートされましたけど、なるほど納得の演技でした。

きっとこの作品で言うと、ラリッた芝居が評価されたんじゃないかと思うんだけど。上手いっていうか私ラリッたことないからわからないし、たぶんディカプリオも経験ないんだと思うんですけど、迫真の演技だったんじゃないかと思います。この作品3時間くらいあるんだけど、大半がラリってるから。
始めは真面目だったのに、成功してからはドラッグとセックスに明け暮れてるっていうクレイジーな男の役なので、演技もクレイジーでした。

途中、コントかと思うくらいはちゃめちゃになってましたけど、実話なんですよね~。ディカプリオはじめ、ジョナ・ヒルやマシュー・マコノヒーの芝居がちょっとコメディっぽくしている感じも否めませんが。

ストーリーはちょっとひくけど、所詮他人の人生、おもしろおかしく見れました。悲惨っちゃ悲惨だけど、自業自得でもあるしね。3時間もそんなに長く感じなかったな。主演がディカプリオだったから見れたっていうのもあるかもね。ラリってる時のよだれも抵抗無く見れましたし(笑)
この作品の彼といい、「ハングオーバー」のブラッドリー・クーパーといい、かっこいい人のかっこわるいところを見るのが好きなのかもしれません、私。