「マジック・マイク」は、スティーヴン・ソダーバーグ監督が描く青春映画です。

青春映画?…ちょっと違うかな…。まっいいか。
男性ストリップクラブの人気ダンサーと、彼に才能を見いだされた19歳の青年の青春物語。
実はこれ、主演のチャニング・テイタムの実体験を基に描かれているそうです。
どこまでが実話かわかんないですけど。

見どころはイケメンのセクシーダンスと肉体美…だと思うのですが、
どう~~~しても、レイザーラモンHGにしか見えません。
あれ見てきゃーきゃー言ってるお店のお客さんたちもなんかうそっぽく見えたし。
ダンスはかっこよかったですけどね。

2人の青年のドラマが描かれているんですけど、最初どっちが主役かわかんなかった。
30代のストリップダンサーが、ひとりの女性と出会ったり、自分の夢を叶えようとするんですけど。はじめに、その女性の弟をストリップダンサーとしてスカウトしちゃってるから姉としては心配ですよね。それに対しての責任もとらなくちゃいけないんじゃないかなあとは思うんだけど。一方、弟はどんどんダンサーとしての才能が花開いていきます。そこでドラッグに手を染めたり、裏社会の罠にはまったりしちゃうんですよね。

人生で起こる浮き沈みを、ふたりの男性で描いていて上手だと思いました。
浮き沈みというか、なんていうんだろ。入り口と出口。そんな感じがしましたね。

人生いろいろってことかしら。でも、この予告編ちょっと腑に落ちない。
彼を見て、勇気がでることはなかったな。私が女だからかな。
私も夢に向かってがんばろっ…てことにはならないです。

チャニング・テイタムの実体験を基に描いているのなら、最後俳優になっていなくちゃいけないのでは?どこまでをどう描いているのかわかんないし(たぶん昔ストリッパーとして働いてたみたいなことでしょうけど)なんか大事なところふわふわ~っと描いててわかりにくかったっていうのはある。不完全燃焼でした。

「オーシャンズ」シリーズのスティーヴン・ソダーバーグ監督ということで期待しすぎたかな…。
この頃、毎日のように映画見ていたので、正直あんまり覚えてなかったりして。さらっと流して見てた自分も悪いっていうことで。