「ジュラシック・パークⅢ」

大人気シリーズの第3弾。意外にもこちらの監督はスピルバーグではないんですね。
前作をよく軌道修正したな~と感心してたんですけど。

今回の主役は1作目と同じグラント博士。1では恋人だったエリーには夫と子供がいるというファンにはショックなファーストシーンでした。これが後半上手い事繋がるんですけど。

ストーリーはというと。
結局、ほったらかしになったままのジュラシック・パーク。でもそんな中、サイトBのある島に誤って落ちちゃった人たちがいたんです。そのひとりが子供で。その子の親が子供を助けに行こうと恐竜に詳しいグラント博士をなんとかいいくるめて連れてきちゃうのですが…。

グラント博士からしたらたまったもんじゃないですよね~。降りた途端にひとり殺されちゃいましたし(飛行機がぶつかってきたんですけど)、飛行機も壊れて自分たちだって生きて帰れないかもってなりましたから。

93分の短さですから、2と比べても展開が早い。あと、死に方が怖い。どんどんリアルに怖くなってきましたね。でこの映画全部に言えるんですけど、一応善悪分かれてはいるんだけど、恐竜からしたらそんなの関係ないですから、良い人も悪い人も殺されちゃうんですよね。そこがつらい。ハラハラドキドキ感はかなりありますね。主役と子供はさすがに死なないだろうと思ってみてましたけど。
この長さでこれだけ見どころがあるのがすごい。見せ方が巧妙ですね。恐竜も爬虫類をモチーフにしているのかかなりリアルでした。

ストーリーもわかりやすい。今回は壊れかけていた家族の絆、グラント博士と仲間との絆も描かれていましたね。そう考えると2はメチャクチャだったよなぁ、ツッコミどころ満載で面白かったけど。
時間の長さは関係ないんですね。どう見せるかが大事なのかな。

シリーズ通して疑問に思ってたことが、いっこあるんですけど。
あの空飛ぶ恐竜いるでしょ?名前わかんないけど。アイツ空飛ぶんだからどこでも行けちゃうんじゃないでしょうか。島から出ないっていうのが不思議でした。

…まっいいか。

シリーズ通して面白かったです。今更でしたけど見てよかったな。3もうまくまとまってましたし。4がますます楽しみですね~。
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