今年見た映画35本目は

「バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!」

キルスティン・ダンスト主演、女の本音大爆発のヒューマン・コメディです。

高校時代の同級生、おデブでブスな女友達が結婚すると知ってショックのレーガン。親友のジェナとケイティの3人で、彼女の結婚式に出席する事になったのですが…。

確かに、女同士って、ちょっと相手を自分より下にみてるとこあるかも。見た目に関しては「あの子よりはマシ」って思ってる…フシがある(笑)
あと、友達に対しての妬み、嫉み。友達の幸せを素直に喜べないっていう。なんなんでしょうね、我ながらわかんない、女って。男性はそうゆうのないのかな。

でも、この人たちはちょっと特別というか。ホント友達なの?ってくらい仲悪いです。特におデブちゃんに対しては、敵意すら感じましたよ。あのおデブだって、けっこう嫌みったらしいし。

ただ、後半のそれぞれが自分らしさを取り戻していく様子は、すごくよかった。
友達を助けたり、ドレスを修復しようと必死でかけずり回ったり。自分の為とか誰かの為とかもう関係なくなってるところは面白かったし、3人とも好きになりました。

監督は女性だそうですが、そんな感じはしなかったです。全体的に下品だし。女同士集まってそんなエロい会話する?みんなであつまってハッパすうとか、ちょっと共感できない…。

キルスティン・ダンスト、アイラ・フィッシャー、リジー・キャプランが演じる等身大の女性たちには好感持てました。昔の男をずっと引きずってちゃんと恋愛できない人とか。完璧な女を目指しすぎて過食症になった人とか。そりゃ好きなだけ食べて結婚されちゃたまったもんじゃないかも。

でも、みんな気づきます。人は人。自分は自分。
自分と人とを比べない。それが、幸せになる近道かも知れませんね。

主役のはずのキルスティン・ダンストは今回いいとこなしでしたけど、コメディタッチな演技もなかなかよかったと思いました。