Q.
先生、私はマシュマロが好きです。
先生、私はマシュマロが好きです。
先生、私はマシュマロが大好きです。
…マシュマロの名前の由来って何ですか？
(8歳、女性、R.N 秋風みふぁそ)
A.
秋風みふぁそさん、こんにちは！今回4/1の特別編に投稿ありがとうございます！
このラジオネーム、やっぱり、痛い注射は柔らかいマシュマロにしちゃうんですかね？大きな声でピリk(遠くから「ジャ」という声が聞こえ不自然にフェードアウト)
よろしい、ならばマシュマロの由来だ。(編者注:ドイツ語で喋っていたのを翻訳)
さて、マシュマロは今はふわふわとしたお菓子なんですが、実はもともと薬だったんです。
古代エジプトにおいて、王族がある植物の根をすり潰して喉の薬として飲んでいたものがマシュマロの元になったものなんですが、
なんとその植物、『marsh mallow(マーシュ＝マーロゥ)』というんですね。これがマシュマロの名前の由来と言われています。
そして後世、19世紀フランスのお菓子職人によって、このマーシュ＝マーロゥと蜂蜜を練ったものに砂糖を加えて、今の形に近いお菓子を作ったとされているのが、最初のマシュマロなんですね。
現在ではマーシュ＝マーロゥの替わりにゼラチンとかを使っていますが、もともとマシュマロがお薬だったというのはびっくりですね！
なお日本においては明治時代に製法とかが輸入されてきまして、真珠のような白さとその形から「真珠麿(マシュマロ)」と名付けられ、風月堂から販売されたのが初、と言われています。
そして、このマシュマロの製法を使ったお菓子「鶴乃子」を売り出していた石村萬盛堂というメーカーが、
ある時マシュマロを大量生産して、百貨店と共同で「バレンタインデーのお返しにマシュマロを贈ろう！」というキャンペーンを行いました。
これが、みなさんご存知の「ホワイトデー」の始まりなんですね。マシュマロの白さからホワイトデー、というのは、なかなか洒落が効いていると思いませんか？
まぁ、これについては諸説あるので一概には言えませんが、マシュマロを送るからホワイトデー、ってのはあながち間違ってはいないでしょう。
いやでもやっぱり、語源とかを知るのは面白いですね！まぁ、私は民明書房の全ての書籍について目を通してますから、みなさんなんでも聞いてくださいね！
…おっと、これは嘘ですよ！エイプリルフール、やはり嘘は一つくらいついておかないと。
はい、それではまた次回！おーじゃま おーじゃま おじゃーm
(「ジャス」という声がまた聞こえ不自然にフェードアウト。そのままテーマ曲が流れ番組終了)
(羽園 頼也 教授)
参考文献：民明書房刊『You は Shock！あなたの知らない原作・元ネタたち』より
4/1はエイプリルフールの日！
これ毎年のように言ってますが、
民明書房は、虚構新聞やアンサイクロペディアのようにいつも本当の事しか書いてませんよ！
民明書房協賛のラジオ、羽園先生の語源すごいぜ！においても同様ですよ！(嘘)
……という事で、民明書房的エイプリルフールとは「嘘の嘘」の日になります。そう、すなわち、今日のネタは民明書房なのにまさかの本当の話(その3)…！
去年のエイプリルフールではケチャップの由来を放送してました(その2)↓
ちなみに一昨年(その1)↓号外でした。
いやーそれにしても、マシュマロが「マーシュ＝マーロゥ」から来てるとか、日本で売り出したのが「真珠麿」とか、
本当にリアルは民明書房より奇なり！ですね。
なおマーシュ＝マーロゥはこちらに写真があります。ちなみに「marsh（湿地）のmallow（アオイ科の植物の総称）」らしい。すごいね！
でもホント、民明書房刊の『You は Shock！あなたの知らない原作・元ネタたち』はまともな事しか書いてない本なので(嘘)みなさんも読んだ方がいいと思います。
このマシュマロの由来、上記のケチャップの由来の他にも、
といった内容が載ってます！
民明書房はそれ以外の書籍もたくさんあり、いずれも真実が書かれてますので(嘘)、みなさんもどんどん読んでいろんな事を知る人になりましょう！
そして、大ニュース！
『民明書房大全 弐の巻』発刊決定とのこと！！
さらに、インターネットでの民明書房の知名度アップに貢献したということで、れいにーへのインタビュー記事も載せていただけるらしい！
民明書房からのメール↓
調整中だけど、雷電と王大人との対談形式とのこと…！
これは……乗るしかない！このビッグウェーブに！！
これは民明書房大全の再販も期待できるかも…！！
※エイプリルフールです
それでは、またよろしくお願いします！
しかしマシュマロは「マーシュ＝マーロゥという植物」が名前の由来だったとは…
いやぁ、語源って本当に面白いですね〜(しみじみと)
