更新滞っているので、ツイッターにて投稿したネタを公開します!
小ネタなので一気に公開。新規14冊+αになります。

↑どこかでいただいた拾い物



(山口メンバー飲酒運転で逮捕
→ダッシュ島に閉じ込めて禁酒させろ
→脱酒島、というネタに対し)

脱酒島

江戸時代、何もない島に島流しにあった山口藩の博打うちが「酒恋し 時を離れた 脱酒島」と詠んだことが由来。当時の記録から脱酒島は沖ノ鳥島だというのが研究者の間では支配的である。

民明書房刊『お酒片手に島巡り〜城島から脱酒島まで』より


(↑の関連)
城島は伊豆諸島の小島の一つで、神津島から南に20海里ほど離れた海上にあります。城島の村の人々はみな自給自足の生活スタイルで、屈強な彼らを集めた「鉄腕打衆(てつわんだしゅう)」という野球チームは2010年の春大会まで関東地区で毎回優勝するほどの成績をあげています(民明書房)


(↑の関連)
脱酒島の地酒、大吟醸「宙船」をよくご存知ですね!
ちなみにその蒸留法は明治後期に沖縄に伝わり、サトウキビからつくる国産ラム酒の醸造に大きく寄与したことがわかっています。

詳しくは民明書房刊「琉球と酒〜空とキビの間に〜」に書いてますのでご参考に!


(カントリーマァムは年々小さくなっているということは、江戸時代にはひと抱えもあるカントリーマァムを食べていたということ、というネタに対し)

民明書房刊『カントリーマアムの全て〜〜ステラおばさんじゃねーよ!』より


(GM泣かせのプレイヤーがいるというネタに対し)

TRPG古式武術…

武麗家(プレイヤ)である閔 蔵郎(ピン・ゾロウ)創始者の古武術。
慈悲も偉大さも栄誉も無いその技は「慈偉栄無(ジエイム)泣かせ」と呼ばれ、多くのマスターから恐れられたという。

民明書房刊『新SWリプレイ・シナリオブレイカー編〜視界に入ればスリープクラウド』より


(民明書房が実在するならそれを探し出してみろ、というネタに対し)

民明書房を探しているとき、民明書房もまたこちらを探しているのだ。

民明書房刊『ンなわけあるかい!日本・世界のびっくりドッキリ大図鑑(再販)』より

(背水の陣でやれば成功する、じゃない。背水の陣で失敗したヤツは死んでるから気付かれてないだけだ、というネタに対して)

生き残った奴だけが生き残った奴だ。

ーーセンソー・オワタラ・ケコン(1912〜1945)

民明書房刊『新版・世界偉人変人辞典 ク〜ソ』より

(カプリティオのウミガメのスープ紹介時に)

『駕武李帝王(かぷりていおう)』

古代中国は春秋戦国時代において、常人を凌駕する頭脳を持ち覇権を争ったとされる武流河(ふるかわ)、李皇(りこう)、影帝(えいてい)、石王(いしのう)の四賢人のこと。
「海亀湯(ハイグイタン)の戦い」などで有名。

民明書房刊『最強クイズ王集団、その矜持』より


これはプレミアつくね


民明書房刊『プレミアつくねというパワーワード』より


藝霧暴威(げいむぼうい)…

「達人は濃い霧や暴風雨の中でも威風堂々とした藝(芸)をすることができる」という故事から。
この故事に感銘を受けた横井軍平氏が「どこでも遊べるゲーム機」としてゲームボーイを開発したのは有名である。

民明書房刊『任天堂、その魂』より

(目が飛び出たひよこのおもちゃに対し)

出目ヒヨコ…

昔、縁日の出店で売られていたおもちゃの一種。見た目のインパクトでつい買ってしまう子どもが多かった。
ちなみにあることをすると出目鶏に進化し、そらをとぶ、いわくだきを覚えさせることができる。

民明書房刊『ポイ捨てのポイは金魚掬いのポイがすぐ破れることから来ている』より

『不隷未亜無 腐儡代(プレミアム フライダイ)』

王が「月末金曜はゆっくり休め」と法律を作ったものの、多くの労働者は休ませてもらえず「不要、隷属、未熟、亜流、無駄、腐敗、傀儡、代償」と嘆いた中国の故事から、無意味な施策のことを指す。

民明書房刊『プレミアムフライデー今何処』より


我捕偉(ガッポイ)
股間につけた金の玉を奪い合う中国古来の格闘法のこと。後世、金の価値が上がってからは睾丸を触ったら勝ちという球技に変化した。
睾丸を「金玉」と呼ぶのはここから来ていることは賢明なる読者諸兄の推察の通りである。

民明書房刊『君はガッポイ〜時はまさに世紀末』より


能覇陽(ノオハヨォ)…

「陽の照らす覇道を征くこと能う」の意味。中国は春秋戦国時代、諸侯は朝日を浴びるとこれを互いに宣言し、士気を高め戦いに臨んだという。

民明書房刊『小説 雷音〜おはようからおやすみまで〜』(クラシオ・ミテュメル著、大堺一機訳)より

´ω`)ノオハヨォ


YouTuberの基礎教養、それは男塾。

民明書房刊『現代YouTuber名鑑2020〜〜大いなるバ美肉、ネットの悩ましい者たちの母』より






ここからはアメブロの投稿紹介時に書いたネタになります。



『平楽利鷺(へらりさぎ)』

鳥達に「平和的に楽して利益が出ますよ」と嘘をつき、餌を持ち逃げしたことで罰として神様に白くされてしまった鷺が出てくる童話のこと。この童話が「詐欺」「潔白」の語源となったことは非常に有名である。

民明書房刊『売って候 安くてゴメン』より


「通板(つういた)」

江戸時代に存在した、当時としては珍しい参加型の匿名掲示板。
「通の者が意見を交わす掲示板」という意味だが、幕末期に放火炎上事件などが相次いだことで「痛板(つういた)」と揶揄された。

民明書房刊『つぶやき鳥クロニクル〜Tweet or Tweet!』より



『悪絶呂(アークゼロ)/悪王(アークワン)』

三国時代の名将曹操(孟徳)は自らを「絶呂王(ゼロワン)」と呼んでいたが、三国志演義で悪役のイメージを与えられ「悪絶呂(アークゼロ、悪の絶呂王)」や「悪王(アークワン、悪の王)」と呼ばれた。


民明書房刊『つよいぞ!かっこいいぞ!仮面ライダーアークワンひみつ大こうかいブック』より



こちらの文献では、古代中国の春秋戦国時代の一国、斉の「衛武斉栄帝(えいぶ・せい・えいてい) 」お抱えの歩兵部隊『煩馬兵(ぼんばへい、馬より煩わしき兵の意味)』の話が見つかっています!

民明書房刊『唯が独占!天上天下ファンブック(上)』より




『馬首滑刀(マスカットウ)』

源頼光の四天王の1人である坂田金時(さかたのきんとき、金太郎)の愛刀。
金太の愛称で呼ばれていた彼が放つ馬首滑刀の一閃は切れ味高く、「金太、馬首滑刀斬る」と聞くと村の男達は誰もが縮み上がったという。

民明書房刊『金太負けるな!タフガイ金太の大冒険』より


ということで、最近はツイッター上での活動(つぶやかれた民明書房をひたすら蒐集)が主になっていますが、アメブロも週1くらいでは更新したいと思ってますのでよろしくお願いします!
(いいね返し全然できてなくてすみません…;)

ツイッターは@udegoboul(アメブロと一緒)なので、よかったら覗いてみてください!